ここでは、2021年6月30日にベトナム統計総局が発表した、年次報告書2020(Statistical Yearbook of 2020)の重要箇所を解説する。 ベトナム国内の農業世帯・個人のうち、一定以上の生産規模があるものは「農場」(※1)と定義され、2020年において全国に23,662農場ある。このうち、耕作分野が6,605農場、畜産分野が13,752農場、漁業分野が2,71...
ベトナム農業の記事一覧
Kon Tum省人民委員会は、薬用植物の開発を目指す24案件(登録投資総額13兆2,130億ドン<約660億6,500万円>)の投資を認可した。 2021~2025年にかけ、同省では1万3,900haの土地を使い、投資総額8兆9,950億ドン(約449億7,500万円)の、薬用植物の栽培・加工プロジェクト全31件への投資を呼び掛ける。 プロジェクトはDak Glei...
ホーチミン市商工局輸出入管理室のNguyen Khac Hieu副室長は、2022年から2030年までに、ホーチミン市はマルチモーダル輸送(最適な輸送手段を組み合わせて効率的な輸送を実現する)交通インフラ開発に集中すると発表した。 具体的に、ホーチミン市は東南部、西南部地域の輸出支援サービスを提供する物流センターを設立する予定。 これと並行して、市は貿易促進を必要としている市場...
Tan Longグループは1月18日、Nguyen Xuan Phuc国家首席を来賓に迎え、Hanh Phuc米工場の開所式を執り行った。 この工場は、アジアで最大となる16万1,000m2の規模で、1日の乾燥可能量は4,800トン、合計24万トンの稲を一定の温度で貯蔵可能な貯蔵庫80基、1日1,600トンを処理する籾摺りシステムを有し、精米能力は1日1,000トンに上る。 同...
Masanグループ傘下のWinCommerceは1月15日、全国で店舗展開されている小売チェーンVinMartの名称をWinMartに変更する手続きを3月末までに完了すると発表した。 この改称工程は、MasanグループがVingroupからVinMartを買収して以降、進められてきた。 Masanグループは、消費者の多様なニーズに対応するために、Techcombank、kios...
コンパクトな形態の新店舗を増やし、サービスエリアを拡大しつつ、Eコマースの導入を促進するのが今年のベトナムのマーケットにおける国内外の投資家のトレンドとみられる。 ■新店のオープンが続く スターバックスベトナムのPatricia Marques代表は、昨年の同社の新店オープン件数は3店舗に留まり、3店舗の閉店を余儀なくされたと話す。そこにはユニークな立地のRexホテル内店舗も含ま...
ベトナム市場で日本の麺の魅力が上昇中だ。ホーチミン市1区で日本食チェーンを展開する企業の管理職Hoangさんによると、来店客の10人中7人がうどんかラーメンを注文するそうで、ベトナム人が日本の麺を好む傾向が伺える。 日本の乾麺を多く取り扱う輸入業者Akuruhi有限会社の代表は、ここ2年間でベトナム市場における日本の乾麺の需要は2ケタ台で伸び続けていると話す。 同社によると、ベ...
ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)によると、昨年11月、水産物の輸出は前年同期比23%増と大きく回復し、12月も29%増の9億4,000万ドルで、回復基調が続いている。 なかでも主要品目のすべてが好調だったことから、2021年の年間輸出額は前年比6%増の89億ドルに達した。 昨年、水産物輸出額が全国で最も多かった省はCa Mau省で、全体の11%強を占める10億ドル超に達し...
Dong Dang-Lang Son国境経済区管理委員会は、中国広西チワン自治区憑祥市から2022年旧正月期間の同省国境における通関業務一時停止に関する文書がLang Son省に届けられたと発表した。 中国当局は、1月31日から2月6日まで(旧暦12月29日から1月6日まで)、通関を一時的に閉鎖する。 1月13日の時点で、同省3か所の国境で、中国に商品を運ぶための手続きを待つ車...
最近のオーストラリア産ロブスターの価格は、1kgあたり140万~170万ドン(7,000~8,500円)となっており、前月比で30~40%安くなっている。 ホーチミン市でHoang Gia海産品スーパーチェーンを展開するTran Van Truong社長は、通常よりも輸入品の価格が安く、輸入量も2倍に増加していると話した。 Truong社長は、「オーストラリア産ロブスターの中国...