Uu Damベトナム社は1月11日、中部高原産の冷凍アボカド(ブース7)3トンを正式に豪州へ輸出したと発表した。 今回の取引開始は、ベトナム産アボカドのブランド構築、そして海外市場への輸出が新たなステージに入ったことを表している。 ベトナム産アボカドの豪州輸出について、在豪ベトナム大使館商務部が昨年から市場へのアプローチを行い、マーケティング調査を進めていた。 Uu Dam...
ベトナム農業の記事一覧
中国向けに輸出を行っている企業は、貨物の滞りや通関手続きの停止により厳しい状況に置かれているにも関わらず、中国市場にこだわり続ける姿勢を見せている。 Hoang Phatフルーツ社のNguyen Khac Huy社長は、世界トップレベルの経済発展を遂げ、世界最大の人口を持つ中国への輸出について、輸出量は膨大であると話し、非常に重要視している。 「ある時、他社と一緒にEU、シンガ...
ASEAN加盟10か国と、そのFTAパートナー5か国の間で、2020年11月15日に第4回RCEP首脳会議の席上で署名された地域的な包括的経済連携協定(RCEP)が2022年1月1日に発効した。 商工省は、RCEPが発効されたことで、加盟各国は各パートナーと締結した約定(関税撤廃などを含む)を直ちに行使するだろうと述べた。 ベトナムはパートナー各国と関税減免、撤廃約定(最低で6...
ここでは、2021年6月30日にベトナム統計総局が発表した、年次報告書2020(Statistical Yearbook of 2020)の重要箇所を解説する。 ベトナム国内の農業世帯・個人のうち、一定以上の生産規模があるものは「農場」(※1)と定義され、2020年において全国に23,662農場ある。このうち、耕作分野が6,605農場、畜産分野が13,752農場、漁業分野が2,71...
中国の広西チワン自治区で、ベトナム商工省と中国商工省の間で締結された中越貿易円滑化を進める1回目の会合が開催され、中国はベトナムCao Bang省Soc Giang国境と中国のBinh Mang国境の通関を1月7日から再開すると発表した。 先日Tra Linh-Long Bang国境の業務が再開され、今回新たに2つ目の国境が貿易業務を再開したことになる。その他の国境も新型コロナの状...
ホーチミン市では、テト(ベトナムの旧正月)が近くにつれて、水産品、肉をはじめ、各種加工食品や青果類、地方の特産品などを扱う店が増える傾向がある。 ■チェーン展開する店が増加 ホーチミン市Phu Nhuan区Phan Xich Long通りはこれまで、多くの飲食店、宿泊施設、オフィスなどで賑わっていたが、最近になって輸入フルーツを扱うショップが開店し、牛乳を扱うショップも近々オープ...
政府は、付加価値税(VAT)率10%が適用されている商品・サービス(通信、金融、銀行、保険、不動産、金属生産、金属製品生産等、成長している商品・サービスは除く)について、8%に減税する案を国会に提出した。 減税は2022年に限定したもので、規模はおよそ49兆4,000億ドン(約2,470億円)。その後2023年も減税を継続するかどうかは、2022年の状況に基づいて判断する。 (T...
1月6日に実施された、農産品のコネクションに関するフォーラムで、Hoang Phat Fruit社のNguyen Khac Huy社長は、海運の冷凍・冷蔵コンテナ輸送料が3~4倍に上がっていることを明らかにした。 Huy氏によると、陸上国境で輸出用の果実が滞貨していることで、多くの企業が海運での輸出に切り替えているが、冷凍・冷蔵コンテナが深刻に不足しており、多くの企業が他の企業から...
15か国が加盟し、GDP規模は26兆2,000億ドルに達する地域的な包括的経済連携協定(RCEP)が2022年1月1日から発効された。 メコンデルタ地方各省の多くの企業は、同協定がベトナムのバリューチェーンと経済発展の後押しになることを期待している。 Sao Maiグループ傘下の多国籍投資開発社(IDI)のLe Van Chung社長は1月2日、RCEP加盟15か国の市場が同社...