農業・農村開発省のLe Minh Hoan大臣は、Lang Son省およびQuang Ninh省の国境ゲートがこのところ渋滞している理由について、貨物量が多くなっていることを挙げている。 Quang Ninh省では、農産物輸送の際に発生する各企業の混雑や負担を避けるため、ロジスティクスセンターの建設が必要とされている。 「各企業からは、保管エリアがあれば負担が軽減され、商品が無...
ベトナム農業の記事一覧
在越カンボジア商務部によると、カンボジアは今年年初11か月間で713万トンの農産物(畜産物・水産物・林産物を除く)を68か国に輸出した。これは前年同期比93.4%増で、ベトナムへの輸出も増加し続けており、中でも米は310万トンが輸出され、前年同期比で75%も増加している。 他には、カシューナッツ、生鮮キャッサバ、とうもろこし、緑豆、枝豆、コショウ、果物(ザボン・バナナ・マンゴー)な...
政府は、製品ラベルについて定めた政令43/2017/ND-CP号を改正した政令111/2021/ND-CP号を公告した。 原産地について定めた第15条の改正が大きな改正点となる。 これによると、生産者、輸出者、輸入者は、自己が取り扱う製品の原産地を、商品の原産地にかかる法令やベトナムが加盟する国際的な誓約の規定を順守して、自ら特定して記載する。 原産地を記載する際には、「s...
農業・農村開発省は12月10日、今年度末および来年度のエビ業界発展策に関するオンライン会議を実施した。 会議の中でベトナム水産輸出加工協会(VASEP)は、今年のエビの輸出額が約39億ドルに達し、前年比で4%増加する見込みだと報告した。また、来年の輸出額については、今年から約10%増加し、43億ドルに達すると予測している。 ベトナム産のエビは品質が安定しており、各輸出先に合わせ...
農業・農村開発省がオンラインで実施した今年度末および来年度のパンガシウス養殖発展策に関する会議で、今年の7月~9月にパンガシウスの養殖面積が大きく縮小したことにより、加工原料用のパンガシウスが来年初めに不足する可能性があると、水産総局が懸念を表明した。 中国の税関総署令第248号、第249号が来年1月1日から施行されることにより、パンガシウスを含む冷凍海産物の製造・販売企業へ特に影...
12月9日、農業農村開発省(以下、MARD)のPhung Duc Tien副大臣は、ベトナムの養豚におけるアフリカ豚熱(以下、AFS)の管理と予防のための技術支援に関する覚書の署名式を開催した。この覚書は、世界銀行グループの国際金融公社(以下、IFC)が主導する農業競争力強化を目的とした技術支援プログラムの一環だ。 IFCのアジア太平洋地域製造業・農業ビジネス・サービス担当ディレク...
農工業副産物は、処理すれば莫大な資源となるが、この資源を十分に活用するためには、多くの方策を同期的に適用する必要がある。 現在、ベトナムでは農工業副産物(agro-industrial by-products、以下AIBP)の収集、処理、利用率はまだ非常に低い。新しい廃棄物処理方法を適用している畜産農家の割合は、全国で48%に過ぎない。この背景には、現在の農業には有機肥料の本格的な...
科学技術の活用により、ココナッツの殻の価値を最大限に高め、廃棄物から数百倍の価値を持つ輸出品に変えることが可能となっている。 ■廃棄されていたココナッツの殻を外貨獲得のための商品に Ben Tre省には国内最大のココナッツプランテーションがあり、その面積は約7万5千ヘクタール、年間6億1,000万個のココナッツを生産している。何十年もの間、Ben Treの人々にとってココナッツは...
ベトナム青果物協会のDang Phuc Nguyen事務局長は12月8日、ホーチミン市のSon Son放射線工場の機械に不具合が生じて、修理に15日間を要することから、米国への果物輸出業者が納期への不安を抱えていることを明らかにした。 米国輸出前に放射線照射ができる唯一の工場であり、企業は他に選択肢が存在しない。 このためにある企業は、1キロ4万ドン(約200円)で農家から買い付...
ここでは、2021年6月30日にベトナム統計総局が発表した、年次報告書2020(Statistical Yearbook of 2020)の重要箇所を解説する。 ベトナム国内で登録された農林水産業分野(※1)の活動企業(※2)のうち、2019年に事業実績を有する企業(※3)における従業員の2019年の総合報酬(※4)の平均月額は、5,638千ドン。全産業分野の企業平均は9,325千...