輸出先として大きな可能性を秘めている日本は、輸入製品、特に農産物に対する需要と要求が高い、難しい市場の1つだ。 会議には、日越間で生産と貿易の橋渡しをするEBISU社、評価・認証・試験・検査・研修サービスを提供するNHONHO Technology社(NHO認証機関)、日本にあるベトナムビジネス協会、ベトナムにいる農産物や食品の製造会社や協同組合の代表者が集まった。登壇したNHO社...
ベトナム農業の記事一覧
ホーチミン市商工局によると、10月15日10時の時点で、市内の伝統的市場234か所のうち68か所が開いており、166か所が一時閉鎖となっている。 現時点で市場が再開されていないのは4区、6区、7区、Go Vap区、Phu Nhuan区、Binh Chanh県、Hoc Mon県、Nha Be県となっている。 10月15日には、20か所の市場が再開した。再開されたのはThu Duc市...
長期間にわたる社会隔離政策によって、今年第3四半期のGDP成長率は大幅に下落した。 世界銀行(WB)が10月12日に発表したデータによると、今年上半期は比較的好調な成長を遂げたGDPも、第3四半期は前年同期比で▼6.2%と大幅に下落し、ベトナムが期毎のGDP成長率を公表し始めてから、最大の下落幅となった。 最も大きな影響を受けたサービス業は9.3%減少し、減少率全体の60%を占めて...
ここでは、2021年6月30日にベトナム統計総局が発表した、年次報告書2020(Statistical Yearbook of 2020)の重要箇所を解説する。 ベトナムにおける牛(肉牛、乳牛、育種用その他の目的で飼養される牛を含む。以下同じ。)の飼養頭数(各年10月1日時点の調査。以下同じ。)は、2001年以降増加し、2007年に6,725千頭に達した。その後2013年までの間に5...
2015年から2020年の期間、ベトナムの家禽卵生産量は年平均12.67%増加し、同期間の世界平均成長率の4倍だった。「ベトナムと世界の家禽卵生産と貿易〜市場の見通し〜」というオンライン会議が、10月9日に開催された。主催者のベトナム家禽協会(VIPA)は、農業農村開発省(MARD)の畜産局と農産物加工市場開発局をはじめ、VIPAの協会員、家禽卵の生産者や取引企業を集め、市場の見通しに...
科学技術省は10月7日、申請から3年以上の月日を経て、Binh Thuan省産ドラゴンフルーツが日本の農林水産省によって正式に地理的表示保護制度へ登録されたと発表した。ベトナム産農産物が日本の同制度に登録されたのはLuc Ngan県(Bac Giang省)産のライチに続き2件目である。 科学技術省傘下ベトナム国家知的財産庁のDinh Huu Phi長官によると、日本で地理的表示の登録...
ベトナム海産品加工輸出協会(VASEP)によると、今年9月の海産物の輸出額は6億2,800万ドルで、前年同期比で23%減少した。各品目の輸出額も軒並み急落している。このうち、魚の輸出額が65%、パンガシウスが36%、エビが21%、マグロが14%、イカ・タコが12%、それぞれ下落した。 また同時期、回復傾向にあるアメリカ市場(3%増)を除けば、中国市場への輸出額50%減をはじめ、日本...
ビントゥアン省のドラゴンフルーツは、日本での地理的表示保護を申請してから3年以上が経過したが、ついに10月7日に農林水産省から地理的表示保護(PGI)証明書を正式に取得した。ベトナムの農産物が日本でPGIを取得したのは、ルックガンライチに次いで2件目。 ビントゥアン省産ドラゴンフルーツのPGI認定は、日本市場でのブランドを確立するだけでなく、同製品を様々な市場、特にヨーロッパ、韓国...
郡レベルの動物衛生対策所が農業サービスセンターに統合されたことで、水産養殖動物を含む動物衛生対策機能の責任の所在が曖昧になってしまった。 ■困難な水産養殖動物の病気の把握 近年、ビンディン省では汽水域での養殖が盛んで、クイニョン市(Quy Nhon)、トゥイフオック郡(Tuy Phuoc)、フーカット郡(Phu Cat)、フーミー郡(Phu My)、ホアイニョン村(Hoai Nh...
ベトナムは現在、一人当たりの豚肉消費量が世界有数であり、アジアで第2位に浮上する可能性が高い。商工省によると、経済協力開発機構(OECD)は、ベトナムの豚肉消費量がアジアで2位に上昇する可能性が高いと予測した。 ベトナムは現在、一人当たりの豚肉消費量が世界有数の国であり、中国、韓国に次いでアジアで3位、2021年末には2位に浮上すると予測されている。ベトナムの豚肉産業の発展は、国内...