ベトナム養鶏協会は、政府は飼料原料を国内開発し、輸入を減らす戦略をとるべきだと提言した。同協会は、今後5年間で飼料原料の需要が年間2,800〜3,000万トン、120〜130億米ドルまで増加し、うち家禽用飼料は1,450〜1,500万トンになると予測している。 飼料の生産量は毎年13〜15%増加しており、ベトナムは世界第10位、東南アジアでは最大の生産国となっているが、まだ原材料の...
ベトナム農業の記事一覧
農業・農村開発省が日曜日に開催した会議で、肥料の価格は今年の初めから常に高騰しており、残りの数ヶ月でさらに高騰すると予測されているため、多くの稲作地の農家や当局が懸念していると述べられた。 ベトナム最大の米作地帯であるメコンデルタ地域の各省の当局は、肥料の価格を安定させるための解決策を求めている。 国産肥料の価格は24.3~83.7%上昇し、輸入肥料は50~72.9%上昇している...
農業や農村開発分野に投資する国内外企業へのインセンティブ政策に関する政令第57/2018/NĐ-CP号を改正するこの草案によると、企業の投資プロジェクトへの金利支援期間は5~9年、金利支援の対象となる融資額はプロジェクトが受ける総融資額の70%以下とされている。 農村での生産や事業に役立てるために、科学研究プロジェクトを実施したり、著作権、技術、科学研究成果を購入したりする企業も、...
メコンデルタの各省当局は、新型コロナの蔓延防止の移動制限が影響する中、農産物の販売を促進するための対策を講じている。 国内最大の米、果物、水産物の生産地であるメコンデルタ地域12省およびカントー市の農家は、農産物を地元以外で販売することが困難になっている。メコンデルタ地域内でも消費される農産物だが、通常はホーチミン市や他地方への販売や海外輸出が大きな割合を占めている。ほとんどの農家...
プログラマーの仕事をしている34歳のダオ・ズイ・リン(Đào Duy Linh)さんは、中央部のクアンナム省のジャングルで、何年も前からジャングル・トレッキングツアーを開催してきた。 ツアーでは野生の植物や小さな美しい昆虫の写真を撮ることができる。ツアーを開催するうちに、リンさんは地元の霊芝(レイシ: Ganoderma lucidum)が乱獲され、絶滅してしまうのではないかと懸念...
最南端のカマウ省は、2025年までにバナナの栽培面積を6千ヘクタール、年間生産量を12万トンに拡大する計画だ。 バナナの価値と収穫量を増やすため、同省の農業農村開発局はベトナム農業生産工程管理(VietGAP)と有機農業基準を普及させる予定だ。バナナ農家は収量を増やすために集約的な農業を行い、組織培養法の実施や高品質な品種の栽培をすることになる。 また同省は、バナナ農園とエコツ...
農産物の買い手を探し、2021年の輸出用ロンガンの収穫を開始させるための会議が、木曜、北部ハイズオン省の農業農村開発局、商工局、ならびにチーリン(Chí Linh)市当局により共同開催された。 チーリン市は740ヘクタールの土地でロンガンを栽培しており、推定生産量は4,000トン、そのうち52ヘクタールには欧州連合(EU)、シンガポール、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドへ...
南部経済の中心地であり、ダラット市での生産物の最大の買い手であるホーチミン市が、5月下旬に新型コロナ蔓延によるロックダウンに入ったため、ダラット市の花の生産者はかつてないほどの困難に直面している。 ダラット市の花卉生産者であるチャン・バン・ルイェン(Trần Văn Luyện)さんによると、ホーチミン市周辺の主要な卸売市場が次々と閉鎖されたため、花の価格は昨年の同時期に比べて7...
水産企業は、現在、新型コロナの第4波による問題に悩まされており、2021年後半の見通しは不透明だ。しかし、ワクチン接種が迅速に進み、多くの国々、特に米国における渡航制限が緩和されれば、水産業界の後押しとなりえる。 水産養殖業のハブである南部地方は、現在進行しているパンデミックによって大打撃を受け、多くの水産会社の事業活動が妨げられている。 新型コロナの第4波が発生したのは、輸出...
ファーマーズユニオンベンチャー(Farmers Union Venture 、以下「FUV」)は、ベトナム中部高原地域にあるダクラク省の省都バンメトート市にて、種苗や農産物の生産や、提携農家の生産管理、コショウやカカオ豆の輸出などを手掛ける日系農業法人。現地代表の髙埜太之さんから話を聞いた。 (インタビュー記事の前半は、「【特集】ベトナム農業法人・農家インタビュー(1)日系Farme...