ベトナム初の100%ベトナム産オーガニック食品販売スーパーマーケットチェーンであるNutriマートが、6月27日に北部、7月4日に南部で計200店舗を一斉オープンする。 Nutriマートではオーガニック食品や日用品が販売され、これらの食品は、VIETNAM ORGANI FARM社が運営する畑で栽培されたもので、厳しい食品安全衛生基準を満たし、Global GAPの認証を取得、消費...
ベトナム農業の記事一覧
日本のイオンでは6月27日まで「ベトナムウィーク」が開催され、ベトナム産バナナが消費者の目が厳しい日本市場で存在感を示し始めている。 3日間にわたるイベントで、ベトナム産バナナはライチやドラゴンフルーツとともに、日本の消費者からの注目を集めた。 ベトナムウィークを開催したイオングループの執行役員の岡崎双一氏によると、日本では現在、エクアドルやフィリピン、台湾など多くの国や地域か...
ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)によると、新型コロナによる影響で中国への生鮮・冷凍食品の輸出が減少している一方、水産乾物や加工品については輸出が増加しているという。 年初5か月の中国向け乾燥エビの輸出は前年同期比で600%増だった。また、エビ加工食品は67%増、加工魚は53%増、すり身は67%増となった。 しかし、これらの品目は全体の割合が低く、生鮮水産物や冷凍水産物の輸...
農業・農村開発省の農産物加工・市場開発局によると、年初5か月の木材および木工品の輸出額は66億ドルに達し、前年同期比で61.3%増加した。 主要輸出先である米国・中国・日本・韓国への輸出は全体の84.9%を占めた。 ベトナム木材・林産物協会によると、在宅勤務の普及に伴い、とりわけ家具の需要が世界的に高まっており、今後も収益増加が見込まれるという。 米国に関しては、米国政府が...
ドラゴンフルーツ、ミルクアップル、ザボン、マンゴーなど南国フルーツの輸出を専門とするVina T&Tグループは、米国、オーストラリア、カナダなど海外輸出の市場開拓に取り組んでいる。こうした動きから、果物保管用の冷蔵倉庫の需要が伸びてきている。 ■輸出向け産品の保管倉庫にデマンドが高まる 同グループのNguyen Dinh Tung会長は、冷蔵、冷凍倉庫など輸出品保管に使...
農業・農村開発省によると、これまでベトナムはマンゴー・ドラゴンフルーツ・バナナ・リュウガン・ライチ・スイカ・ランブータン・ジャックフルーツ・マンゴスチンの9種類の青果を中国へ輸出してきた。 今年年初5か月の中国向け青果輸出量は前年度44%増の250万トンで、ベトナムの野菜・果物の輸出量は、果物を中心として全体の63.2%を占めた。 中でも大きく増加したのがドラゴンフルーツ・約1...
Thanh Ha(Hai Duong省)産のライチ1トン近くが、6月17日に日本向けに輸出され、日本の新たな取引先により日本全国150拠点の小売業者に配送された。 商工省貿易促進局輸出サポートセンターのNguyen Thi Thu Thuy副センター長によると、Rong Do生産・貿易・サービス社がライチの輸出取引に成功し、今回新たに日本に輸出されたライチはすべて、itrace24...
ホーチミン市は、2020年~2030年の植物品種改良・ハイテク農業発展プログラムを施行した。プログラムでは、バイオテクノロジー・情報テクノロジー・自動化技術・その他先進的技術の分野を中心にハイテク農業を導入し、各農林水産物の高品質化を図ることを2030年までの目標に掲げている。 プログラムでは、ハイテク技術を用いた農産物生産高の割合を、2030年までに市全体の75~85%まで増やす...
十文字学園女子大学アジア栄養・食物研究センターの研究員Vu Thuy Linhさんは、外国人としては珍しい、日本のふぐ調理師免許を持つ。 多くの国でふぐは日常的な食品ではないが、彼女は日越の架け橋となる想いを胸に、ベトナムでフグを加工する技術を習得したいと考えている。 ベトナムには約60種類のフグが生息しているが、加工方法が知られておらず中毒事故が相次いだことから、2013年以...