農業農村開発省は7月10日、農業部門の科学技術関連製品と企業、合作社、農家を繋ぐためのセミナーを開催した。 ベトナム農業科学センターのNguyen Hong Son所長は、農業関連製品を作り出すために、企業と研究者が手を組もうとするが、初期の段階で問題が発生することが多いと述べた。同所長はこの問題について、市場こそが研究テーマを見つけ出す場所であることを指摘した。同所長によると、...
ベトナム農業の記事一覧
ベトナム青果部門は今年、輸出額が初めて70億ドルに達する見込みだ。中でも、果物の輸出が大きく貢献している。今年6月の青果輸出額は7億8,000万ドルに達し、上半期の総輸出額が35億ドルに達したことがわかった。青果輸出の成長を牽引しているのは果物輸出の伸びによるものだと言われている。 An Giang省のGAP Cu Lao Gieng合作社では、現在までに200トンものマンゴーが...
Dak Lak省人民評議会は7月10日、第8回会期の中で、2030年を見据えた2020年までの持続可能なコーヒー生産の発展に関する決議第24/2017/NQ-HDND号について報告した。同決議には17の目標が掲げられ、このうちの16項目は2020年までに、残り1つは2030年までに実施すると記されている。現在までに、10の目標は達成されたものの、6つは未達成となっており、今後も引き続き...
農業農村開発省は7月8日ベトナムで、国連開発計画(UNDP)と協力して「農業の循環経済に関する国際協力と他分野の連携強化」に関する政策対話を開催、国内外から70を超える組織が、国内からは20を超える省市の代表が出席、オンラインでも数百人が参加し、大きな注目を集めた。 同省Phung Duc Tien副大臣は冒頭、農業における循環経済の発展は必要不可欠な流れであると同時に、国際的な...
ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)によると、今年年初5か月のベトナムエビ輸出額が、前年同期比6.5%増の13億ドルに達した。この増加は、一部主要輸出先市場への突然の輸出増加によるもので、中国は前年同期比で21.4%増、米国は0.6%増、EUは7.8%増、英国11.2%増、カナダ52.5%増、ロシア328.7%増に上ることがわかった。しかし、韓国市場は1億3,400万ドルで9.1%減...
農業農村開発省はこのほど、テクノロジーの応用とイノベーションが農業生産の付加価値向上に30%以上貢献していることを明らかにした。 統計によると、2021年から2023年の農業部門の成長率は平均3.35%に上り、2016年から2020年の成長率2.62%と比較すると、大きく成長していることが伺える。これは、研究開発された新たな技術の移転を力強く進めてきたことに起因すると考えられてお...
ベトナム農業科学センター傘下の農業環境センターは7月3日、Thai Binh省で、韓国資本のThanks Carbon社と協力して、「ホン川デルタにおけるAIとGold Standard(国際NGOが設立したボランタリークレジットの認証基準・制度)に基づいた衛星を利用した稲作におけるメタンガス排出量の削減」をテーマにしたセミナーを開催した。 農業環境センターとThanks Car...
Tran Luu Quang副首相は、2050年を見据えた2021年から2030年までの全国の漁港、避難港の開発計画を承認、署名した。漁港、避難港の整備は、水産インフラ構築において非常に重要な要素であり、生産性の高い漁業、社会経済の発展、住民の生活の質向上に大きく貢献すると考えられている。 計画では、2030年までに、全国の漁港及び避難港システムの構築を進め、漁港間が連携、協力し...
Hau Giang省Vinh Tuong村のTan Long合作社は7月3日、Net Zero Carbon社及び一部関連企業とともに「間断灌漑技術(AWD)を導入したスマート稲作モデル」実施に関する総括会議を開催した。 同生産モデルは2024年夏秋期、4.2haの農地で実施され、比較対象として、現地農家の伝統的な生産モデルを用いた農地も1ha用意された。AWDスマート稲作モデル...
農業農村開発省は現在、2030年までの食用、薬用キノコ開発プロジェクトを実施し、商品化、大規模生産を目指し、数々の新しい技術の導入を進めている。同プロジェクトでは、研究から栽培、保管、加工、消費を関連付け、世界市場でのベトナムキノコブランドの構築を目指す。 ベトナム農業学院の研究者たちは、多くの研究テーマの中で、食用、薬用キノコの栽培においてバイオテクノロジーの応用が効果的である...