コロナ禍をものともせず昨年末あたりから、コーヒーチェーンの出店競争が過熱している。CBRE Viet Namの2020年度第4四半期のデータによると、コーヒーチェーンの店舗数は10%超という増加傾向にあり、2019~2020年における食品・飲料業界で、唯一成長している業界だという。 ■コロナ禍で店舗数を拡大 昨年10月、静かにベトナムに上陸したCafe Amazonはタイでトッ...
ベトナム農業の記事一覧
農業・農村開発省は5月5日、年初4か月の農林水産物の貿易額が320億7,000万ドルに達する見込みだと発表した。内訳は輸出額が前年同期比24.2%増の171億5,000万ドル、輸入額が前年同期比48.7%増の149億3,000万ドルだった。 業界筋によると、農産物分野で多数の品目の価格が上昇したことが、輸入額の増加につながった。 輸出についても、年初4か月で様々な品目の価格が上...
Binh Dinh省農業農村開発局は今年初め、Khanh Hoa省に支社を置く日本企業100%出資のMai Tin食品と協力し、マグロ生産・消費チェーン構築プロジェクトを始動した。 このプロジェクトには、Hoai Nhon村のマグロ漁師の漁船30隻が参加している。これらの漁船はBinh Dinh省人民委員会が、漁の訓練、技術移転をはじめ、日本基準の保存方法を普及させるために、必要な...
ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)によると、パンガシウスの輸出量は2019年から2020年にかけて2年間減少していたが、今年の3月、4月に増加に転じ、再び成長の兆しが現れた。 3月のパンガシウスの輸出額は前年同期比11%増の1億3,700万ドルとなり、4月にはさらに3.6%増加し、1億4,200万ドルとなった。年初4か月における輸出増加率は、米国・16%、香港・10.3%、アラ...
ホーチミン市人民委員会は、市の経済・社会開発のためのリソース活用に関する指示を公告した。このなかで、これまでのホーチミン市の土地資源に関する評価が行われた。 市の土地面積は20万9,000ha(全国の国土の0.6%を占める)、うち農業用地が11万2,000ha(53.43%)、非農業用地が9万6,500ha(46.08%)、未使用地が1,031ha(0.49%)。 2015~2...
Hai Duong省は米国、日本、シンガポール、EUなどに向けたライチの輸出を促進する。同省農業・農村発展局が多数の農産物輸出会社と協議した、Rong Do社とAmeiiベトナム社が各300~500トン、Bamboo社が100~200トン、Hung Viet社が約1,000トンを仕入れ、輸出することを決定した。 その他、Toan Cau社、Nghe An農産物加工社、G.O.C社な...
Lam Dong省Lam Ha県Phu Son村のLaba協同組合は、Laba種バナナに日本の干し柿の製法を応用し、生産拡大に成功した。 Lam Dong省の有名な特産品であるLaba種バナナは、Nguyen王朝の時代にHueの皇帝や王宮へ献上されたため、現在でも皇室御用達のバナナと呼ばれている。2018年、2019年には年間2,000トン超の生鮮Labaバナナが日本へ輸出されてい...
ベトナム国内で登録された農林⽔産業分野(※1)の活動企業(※2)のうち、調査年に事業実績を有する企業(※3)の従業員(※4)の総数は、2015年から2018年の間、約25.5万人前後でおおむね横ばい傾向にあり、2018年には258,002人。 このうち、各分野の占める割合には大きな変化はなく2018年には農業・農業関連サービス分野の企業従業員が77.6%を占め、200,268人。続いて...
ベトナム共産党中央委員会委員、中央青年同盟一等書記、ベトナム青年に関する国家委員会主任Nguyen Anh Tuan氏は4月28日、日本国際協力機構(JICA)ベトナム事務所の清水暁所長と面談した。 Tuan氏は近い将来、中央青年同盟、ベトナム青年に関する国家委員会とJICAが協力し、「日本におけるベトナム人若手リーダー育成プログラム」の展開、青年海外協力隊、Lang Son省にお...
ベトナムコーヒー品評会2021が4月28日に開催され、60以上のコーヒー農園が参加した。主催のUCC上島珈琲は、コンテストを通じ高品質のコーヒー生産の活性化を目指しており、協賛企業カフェLa Vietとともに参加農家を募り、コーヒーサンプルを集めた。決勝戦には28の農園が残った。 上位7農園のコーヒーはUCCが買い付け日本で加工し、Da Latコーヒーの周知を目的に販売する。 ...