この2週間、ホーチミン市の路上では、日本品種のメロンがキロ2万5,000~3万ドン(約125~150円)で山のように積まれて販売されている。去年の半値である。 Ba Ria-Vung Tau省から買い付けたメロン2トンをGo Vap区Phan Van Tri通りで販売するLanhさんは、今年ほどメロンが安くなったことは無いという。これまではほぼ、輸出か、スーパーあるいは果物専門店にしか...
ベトナム農業の記事一覧
商工省は5月5日、日本の農林水産省から、日本に輸出される生のライチに関する通知を受け取ったと述べた。日本の農水省は新型コロナの影響によって、輸出予定のライチの検査をするための日本の検疫局の専門家をベトナムに派遣することができないと伝えたという。 こうした理由から、日本の農林水産省は、初となる生ライチの日本への輸出は、今年の収穫期には実現しないだろうと伝えた。 この情報を受けて、...
多くの企業は業務を正常化しつつあり、受注を再開している。 統計総局によると、年初4か月のベトナムの輸出額は830億ドルに達し、前年同期比で4.7%増加、輸出超過額は30億ドルになると予想されている。 このように、新型コロナによる影響を大きく受けたもののベトナムの輸出産業は底堅く、大きな潜在力を秘めている。 ■成長率は回復に向かう 年初4か月の農業部門の輸出額は119億ド...
フック首相は4月28日、政令107/2018/ND-CPの制度に沿ってコメの輸出を5月1日から通常通り再開するという商工省案を承認した。 (Thanh Nien 4月29日,P.7)...
ベトナムの農林水産品の4月単月の輸出額は29億ドルで、前年同期比で16.9%減少、前月比では18.6%減少した。 このうち、農産品輸出額は14億7,000万ドル(14.7%減)、木材関連が6億8,300万ドル(24%減)、水産品が5億6,300万ドル(10.8%減)、畜産品4,100万ドル(27.7%減)と、軒並み減少している。 品目別では、果物類の輸出額が3億1,200万ドル...
政府は、2021~2025年の農業用地使用税の免税継続に関する決議案を国会に提出した。認められれば、7兆5,000億ドン(約375億円)の免税となる。 政府によると、農業用地使用税の免税継続は、組織や個人の農業投資を奨励し、農業再編を促し、農産品の国際競争力の向上、農村での雇用創出、農家の収入・生活水準の向上等を目指したもの。 また現時点で免税措置が採られているため、2025年まで延...
ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)によると、2020年3か月のベトナム産エビの輸出額は6億2,860万ドルに達し、前年同期比で1.8%増加した。 このうち、日本向けはベトナムのエビ輸出額の21%を占めており、今年第1四半期のベトナム産エビ輸入市場を牽引し、成長率は前年同期比で63%増となっている。今年第1四半期、日本に輸出されたベトナムのエビの総輸出額は1億3,200万ドルに達...
豚肉と鶏肉の価格不均衡が止まらない。 豚肉が値上がりする一方で、鶏肉や鶏卵は値下がりしても売れ残る状態が続いている。 ■ベトナム人の根強い豚肉嗜好 近頃、ホーチミンでは野菜販売の行商が鶏卵も販売する光景が見られる。鶏卵は未包装のままバケツに入った状態で販売されており、10個当たり1万5,000ドン~1万6,000ドン(約75~80円)程で売られている。 Ba Chieu市場(ホ...
ベトナムカシューナッツ協会によると、多くのカシューの輸出契約がキャンセルされ、支払いの遅延も多い。新しいオーダーはほとんど無く、今年の輸出額は30億ドル程度で、昨年より10億ドル減少すると予測されている。 (Dau tu 4月20日,P.10)...
中国発の新型コロナ問題が世界で複雑さを増す中、中国の一部地域では感染対策で様々な施策実施が強化されたことから、Lang Son省の国境では輸出品の通関で様々な問題が生じている。 ■通関時間短縮のための優先レーン 農産品の輸出入に有利な条件を作り出すことを目的に、ベトナムと中国は国境での通関時間の短縮を目的として、輸入審査・検査免除を受けることができるグリーンレーンを使用して輸出...