農業農村開発省によると、年初2か月の農林水産業の総輸出額は53億4,000万ドルで、前年同期比2.8%減少した。 ベトナムの農林水産物の輸出先は具体的に、中国(市場シェア38.8%、輸出額15.3%減)、アメリカ(シェア23.8%、輸出額15.8%増)、EU(シェア12.2%、輸出額11.7%減)、アセアン(シェア9.7%、輸出額0.3%減)、日本(シェア8.2%、輸出額7.1%減)、...
ベトナム農業の記事一覧
日本政府とメコン川委員会(MRC)の代表者は3月13日、ラオスの首都ビエンチャンで、『メコン川下流での洪水と干ばつ管理プロジェクト』の署名式を行った。 これは、日本政府からMRCへの390万ドルの無償援助プロジェクトで、MRCによるメコン川下流の干ばつと洪水を監視・予測する能力強化を支援するもの。 この支援金は、2020~2023年の4年間に割当てられ、カンボジアの首都プノンペンにあ...
開発途上国の温室効果ガス排出抑制・削減と気候変動による影響への対応を実施するための努力を支援する国際基金「緑の気候基金」(Green Climate Fund :GCF)は、3月11日にスイス・ジュネーブで開いた会議で、「ベトナムTay Nguyenおよび南中部沿岸地域における気候変動による水源の安全が失われる状況に対する小規模農業生産の対応能力強化プロジェクト」(Strengthen...
新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)が広まるなかで3月12日、農業生産促進に関する会議が開かれた。 農業農村開発省Nguyen Van Viet計画局長によると、ドラゴンフルーツ、ランブータン、オレンジといった主力果実が現在収穫中で、ライチ、竜眼、マンゴーなど花をつける時期にある果実の開花・結実率は約95%に達している。 水産分野も高い成長を維持し、今年2か月の水産生産量は102万ト...
国際協力機構(JICA)と日本貿易振興機構(JETRO)は3月12日、Ben Tre省の経済開発支援のための3者協力に関する覚書を締結した。 気候変動に対応する農業バリューチェーンの構築、投資環境の改善および日本企業を中心とするBen Tre省への高質な投資の促進、農業開発と投資促進のためのJICAとJETROのプログラム範囲内での文化交流および日本語育成を通じた人材開発の3分野で協力...
農業農村開発省獣医局は3月8日、ロシアの動植物検疫機関から正式にベトナムからロシアへの鶏肉加工製品の輸出を許可する文書を受け取った。 C.Pベトナム社(ハノイ市Chuong My県にある鶏肉加工工場の支店)は、ロシア動植物検疫機関からロシア市場への鶏肉加工製品の輸出許可書を認可された初めての企業となる。 これは、ロシア当局と交渉し、企業に案内し、輸出登録書類を準備してきた獣医局のこれ...
Ninh Thuan省の農業農村開発局のDang Kim Cuong副局長は、2019~2020年冬春作の収穫期には、農業用水の不足により8,000ヘクタール近くの水田と短期作物の生産を停止しなければならないと述べた。 Cuong副局長は、「もし雨が降らなければ、まもなく始まる夏秋作に、更に広い地域で農業生産を中止することになるでしょう」と述べた。 また、2020年3月に同省の農業部...
多くの水産物の輸出が低迷するなかイカとタコは堅調だ。 ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)によると、イカとタコの輸出先はアメリカ市場が6番目に大きく総輸出高の2.5%を占めている。同国への輸出は増加傾向にあり今年1月のイカとタコの対米輸出は22.4%増加し154万ドルに達した。アメリカはベトナム産のイカ・タコの輸入は第9位で市場の3.5%を占めている。 現在アメリカに輸出されている...
農業農村開発省のスポークスマンであるNguyen Do Anh Tuan氏は、ベトナムが米国の生産者と18件の契約に署名し、今後2~3年の間に30億ドル相当の各種農産物を購入すると発表した。 この契約でベトナムは、10万頭の牛、300万トンの小麦と大麦、家畜飼料、果物、トウモロコシ、大豆を、8億ドルで購入する予定だという。 毎年ベトナムは家畜飼料を生産するため、膨大な量の原料を必要と...
ベトナム税関の統計によると、2020年1月のマグロの輸出は芳しくなく、輸出額は4,000万ドルに留まり、前年同期比31%減少した。 1月の輸出額8位にペルーが入り279%増で、それ以外の主な輸出国のほとんどは輸出額が減少した。 特に中国向けの輸出は、2019年半ばから今年初めにかけて減少が続いており、主要輸出国トップ8から姿を消した。 今年はマグロの輸出国も昨年の65から55国へと...