農業農村開発省水資源総局の2月17日の報告によると、メコンデルタでは満潮時に依然として塩水の侵入が起きている。 これまでに干ばつと塩水侵入により、2019年ムア作(冬作ともいう)の稲と、2019-2020年冬春作の稲2万9,700ヘクタール(ha)以上(ムア作1万6,000 haと冬春作1万3,700 ha)が被害を受けた。これは2015-2016年の干ばつ・塩害の被害総額の7.3%に...
ベトナム農業の記事一覧
サイゴンの熱い日差しの中、『農家救済策』としてのドラゴンフルーツを原料に練り込んだパンを購入するため、数百人の人々が行列を作っていた。 ABCベーカリーでは2種類のパンを作り、ドラゴンフルーツパンの価格は1つ6,000ドン(約30円)、ドラゴンフルーツタロイモパンは1つ18,000ドン(約90円)で販売している。 2月16日のお昼には個数制限が必要な状況となり、1つ6,000ドンのパ...
商工省Tran Quoc Khanh副大臣はホーチミン市で2月14日、2020年米輸出状況の検討会議を開催した。同会議には、商工省付属の各局、各部門、食糧協会及びベトナム有数の米輸出企業10社が出席した。 今年、メコンデルタ稲作地帯では塩害や干ばつの影響があると考えられているが、米の生産量には大きな影響は出ないだろうと予測されており、必要消費量の600万トンは収穫できると見込まれて...
1月のベトナム水産物の輸出は前年同期比25%減少し、新型コロナウイルスの影響により2月と3月はさらに大きく減少すると予測されている。 ベトナム水産物加工輸出協会(VASEP)によると、1月末までのベトナムの水産物輸出額は5億5,600万ドルで、このうちパンガシウスは64%減、マグロは30%減、タコは50%減少した。 輸出減少の原因は、旧正月休暇が長引き購買力が減少したことが影響し、2...
Tran Quoc Khanh商工業次官は2月5日、ベトナムロジスティクスサービス企業協会に対し、流通企業や商業施設、スーパー等の農産品調達強化ができるよう、倉庫費や輸送費、荷役費用などを減額して支援する措置を講じるようロジスティクス企業に呼びかけることを文書(709/BCT-XNK)で求めた。 これを受けて6日、同協会のLe Duy Hiep会長は、商業施設やスーパーが農産品調達を強...
ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)によると、2019年のベトナムのエビの輸出額は33億6,000万ドルで前年比5.4%減少した。 期待通りの結果ではなかったが、主要な輸出先へのエビの輸出は、2020年はプラスの兆候を示している。 ≪EU≫:2019年のEU向けのエビ輸出は前年比で減少したが、2020年6月に施行される予定のEU・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)で税制上有利になる...
2020年1月中旬までに収集されたデータによると、Lam Dong省全体には約2,000社近くの農産物生産や加工を行う企業・施設があり、生産活動の維持・拡大をしている。 具体的には国内企業70社、外資企業6社と910か所の施設が、年間130万トンの野菜・果物の処理や加工を行っている。 また、580社近くの企業や施設が年間30~32万トンのグリーンコーヒー(焙煎前の緑色のコーヒー豆)と...
商工業省は、2020年の塩と家禽類の卵に対する輸入関税の関税割当の原則に関して規定した通達第02/2020/TT-BCT号を施行した。 この通達によると、2020年の各商品の関税割当コードは、▽鶏卵・0407.21.00及び0407.90.10、▽アヒル、ガチョウの卵・0407.29.10及び0407.90.20、▽その他・0407.29.90及び0407.90.90となっており、...
Binh Thuan省商工業局は2月2日、ドラゴンフルーツ協会、ドラゴンフルーツ開発センター、各輸出企業との緊急会議を行い、新型コロナウイルスの感染が拡大する中でのドラゴンフルーツの救済措置を模索した。 Binh Thuanドラゴンフルーツ協会のHuynh Canh副会長は、1月27日からこれまでに、毎日3,000トンを収穫しており、さらに国境で足止めされている冷蔵保存されているものや...
香港政府はベトナム産家禽の卵・肉の輸入禁止命令を1月14日から解除すると発表した。輸入条件は、ベトナム獣医局が発行した証明書を持つベトナム産家禽の卵・肉製品に限られる。 (Nongnghiep.vn 1月17日)...