農業農村開発省によると、野菜の輸入額が、2018年年初10か月間で3億7,700万ドルに達し、前年同期比36,5%増となった。また、ベトナム人は平均して、輸入野菜に毎月8,300億ドン(約41億5,000万円)を支出している。 外国産が増える卸売市場 ホーチミン市のThu Duc卸売市場には、中国産の野菜が、毎日数百トン供給されている。市場に届く商品約4,500〜5,000トンのうち約1...
ベトナム農業の記事一覧
Viet Nam News バリアブンタウ - ベトナム南部のバリアブンタウ省では、高品質の農作物を高収率で生産できるよう、ハイテク農業を発展させるための努力が行われている。 同省の農業農村開発省によると、同省内で33の組織体及び個人がハイテク農業に投資をしている。 これらの投資者は、1,047ヘクタールの土地で耕作を改善するために現代的技術を適用し、年間2万3,600トン近くの野...
電子商取引(EC)サイトの需要が高まる中、ある企業が農産物専用のECサイトを立ち上げた。農産物のオンラインでの販売は、他の製品より難しいとされている。農家と消費者を直接つなぐメリットはあるが、配送コストや時間が課題となっており、普及を妨げる要因となっている。 情報発信と共に農産物を販売 Ket Noi Thanh Toan Toan Cau社(GPC)は、農産物専用のECサイトを開設した...
ベトナム人、特に中流層が輸入食品を好む傾向が強いことから、輸入食品がベトナム市場で増加している。 外資メーカーがベトナム市場に参入 経済状況が好転し、所得が増加し、政策が改正されたことにより、GS25、E-mart、7-Eleven、Annam Gourmet Marketなど外資系小売業者の多くがベトナム市場に参入した。加えて、生鮮食品、高級缶詰食品などの輸入食品が、消費者の多様なニー...
2018年10月にカナダとオーストラリアが「包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)」を批准したことで、CPTPPは2019年はじめに発効する運びとなった。 様々な業界に大きなメリットがあり、プラスの影響をもたらすと考えられるCPTPPは、関税削減など加盟国に非常に高い要求を課す新世代の自由貿易協定(FTA)となる。 ベトナムを除く加盟10か国では、メキシコとカナダ、ペルーがま...
Ben Tre省Ben Tre市で、ホーチミン市と各省の需要と供給を繋ぐ会議(ホーチミン市主催)が開催された。開催場所は地方都市だったが、多くの企業と消費者が集った。ホーチミン市商工業省のNguyen Huynh Trang副局長に、この会議の狙いと意見を聞いた。 Q: 今回の会議の開催場所ですが、なぜ例年と同じホーチミン市ではなく、地方都市で開催したのでしょうか? A: 例年通り、...
農業農村開発省は『第3回ベトナム稲作フェスティバル』で、ベトナム米のブランドロゴを正式に公表する予定で、国際市場におけるベトナム米の広報活動を推進していく。 正式なロゴマークを使用する理由は、ベトナム米が世界150か国に輸出されているにも関わらず、これまで他国と区別できるロゴが無かったためだ。 12月18日~24日に開催される今回のフェスティバルには、およそ1,200のブースが出展する予...
米Cargillは先日Binh Duong省で飼料工場を落成し、ベトナムにおけるグループの飼料工場数を12か所に増やした。 外資が圧倒する飼料業界 これ以前に韓国のCJ Vina Agriも、ベトナムで6つ目となる飼料工場の操業を始め、早々にメコンデルタ地域に7つ目の工場を展開する予定だ。 豪Mavinもこの5月に新工場をオープンし、ベトナム国内の工場数を5つに増やしている。蘭De He...
Bien Dong DHS社とHe Heusグループ(オランダ)の合弁会社による、『Bien Dong DHS豚肉生産加工複合工場(Nam Dinh省)』の落成式が11月4日に行われ、農業農村開発省、Nam Dinh省人民委員会の他、周辺各省の代表、オランダ大使館、中国参事官、日本や韓国企業が参加した。 式典で在ベトナム中国大使館のHo Toa Cam参事官は、中国への豚肉の輸出が10億...
生鮮果実の国家間における輸出入交渉は、非常に複雑で長期化するため、正規にベトナム輸入されている日本産フルーツは、リンゴとナシしかない。 しかし、巷では多くの日本産果実が販売されている。ハンドキャリーで持ち込まれるこれらの日本産の高級フルーツは、非常に高価にも関わらず、富裕層から大人気となっている。 予約をして、入荷を持つ ホーチミン市3区Truong Quyen通りで果物店を営むNさんに...