タイのBerli JuckerグループであるMM Mega Market Vietnam(旧Metro Cash& Carry Vietnam)は10月31日、『Ben Tre青果物流センター』を開設した。 この物流センターの目的は、全国19のMM Mega Marketへ果物を供給するだけでなく、タイ・中国・東南アジア各国にベトナムの果物を輸出することも視野に入れている。 『B...
ベトナム農業の記事一覧
農業農村開発省と世界銀行は『ベトナムでのエルニーニョ・南方振動(ENSO)の影響に対する農業システム耐性の強化に関する報告書の公表セミナー』を開催した。 強いエルニーニョ現象が発生する度に、ベトナムのGDPは25億ドル低下し、170万人以上の人々が貧困ラインを下回る生活水準に追い込まれる。 気候変動による農業への影響 ベトナムは気候変動の影響を受けやすい国であり、干ばつ、洪水などの自然災...
近年、若者の間で、従来の認識と異なる有機農業を実践する傾向が見られる。 スタートアップはもともと難しく失敗する者が多いが、有機農業のスタートは、他の分野よりさらに大変で、潜在的なリスクが非常に高いという。 “完全な有機農業”で起業する若者 現在のベトナムの基準では、農業の生産過程で化学物質を使用しても良く、市場に売り出す際に、成長促進剤、殺虫剤などの残留化学物質が許容基準内であれば良いと...
農業農村開発省畜産局によると、全国の肉牛の数は540万頭で、10年前の2008年と比較すると14.7%減少したが、屠殺の生産性向上により、肉の生産量は43.4%増加した。 しかし、それでも国内市場の需要を満たしていない。 オーストラリア畜産協会(MLA)のアジア太平洋エリアの責任者であるMicheal Patching氏によると、ベトナムは現在、世界中の牛肉輸出企業が輸出を狙う市場だと言...
植物保護局は警告を発していたものの、ベトナムの農業に極めて危険で検疫対象となっているセイヨウトゲアザミ(以下、「アザミ」)が混入した小麦160万トンが輸入された。 問題は、アザミ混入小麦はこの160万トンにとどまらない可能性があることだ。 各国に混入対策を要請 農業農村開発省植物保護局によると、アザミ混入小麦が最初に見つかったのは今年5月8日、原産地はロシア。植物保護局は直ちに輸入業者と...
Lam Dong省の農業は長年にわたり一定の成果を上げている。生産工程に多くの科学技術を応用し続けており、Lam Dong省の農産物は市場での認知度と高め、関心を集めている。 これらの中に、日本式の生産モデルがある。 日本式の農業を導入 2016年の半ばから、Pan Saladbowl社で花農園のマネジメントを担当している日本人のNunome Takahiroさんは、Da Lat市から3...
日本の新品種のブドウがベトナムに持ち込みで輸入され、1kgあたり155万ドン(約7,750円)で販売されている。 ホーチミン市とハノイの輸入果物店の店主は、岡山県の石原ファームのブドウ園を訪れ、ゴールドフィンガーという品種のブドウを購入し、ベトナムに持ち込みで輸入した。 店主によると、ブドウは日曜の夕方に30kg入荷したが、翌日にはほぼ売り切れたという。 初めてベトナムで販売されたこのブ...
畑がなくても大丈夫。多くの人が農家に依頼し果樹を所有して、フルーツの収穫を楽しんでいる。 マンゴー、ザボン、ドリアンといった果樹を一本丸ごと販売、あるいはレンタルするサービスが、今人気だ。買い手のついた木には目印がつけられ、シーズンが来ると、木を植えた人が、適切な方法で収穫をしてくれる。 ネットで借りる自分だけの果樹 ドリアンは大好きだが、農薬に関するニュースを聞くと、いつも不安になって...
科学技術省Tran Van Tung副大臣は、10月3日にカントー市で開かれた『ベトナムのエビ副産物産業の価値・技術向上』国際セミナーで、近年エビ産業はベトナム水産物輸出の50%を占め、輸出額は30~40億ドルに達していると述べた。 2025年までの目標は、エビの生産量を増やし、エビの輸出額を100億ドルにすることで、これは50万トンを超えるエビの副産物と関連している。 Tung氏は、も...
農業農村開発省によると、今年9月単月の農林水産物の輸出額は33.7億ドルで、前年同期比9.93%増加した。 また、2018年年初9か月間の農産業の輸出総額は295.4億ドルに達し、2017年同期比9.3%増加し、年間計画の73%を達成、第3四半期の目標を1.3%超えた。 また、農林水産物の9月単月の輸入額は約26.3億ドル、年初9か月間の農林水産物の輸入総額は234.2億ドルに達し、前年...