ベトナム農民会中央本部は9月6日、「日本の農業・農民・農村発展経験~実践レッスン」と題したセミナーを開催した。セミナーには、在ベトナム日本国大使館や日越友好議員連盟特別顧問、東アジア研究所会長らも参加した。 Vuong Dinh Hue副首相は、一村一品運動(OCOP)について、1980年代に日本で進められた、三農開発の代表的な成功経験に倣ったものと例示した。 経済・社会戦略を進める一方...
ベトナム農業の記事一覧
Vuong Dinh Hue副首相は、第3回ベトナム農民フォーラムで、近年豊作による価格下落が続いており、需要と供給のバランスを調整することが重要だと述べた。 農業農村開発省によると、2018年年初から現在まで、ベトナムの農林水産業の輸出額は296億4,000万ドルに達したが、そのほとんどが加工品ではなく、青果物として輸出された。ベトナムの潜在力を発揮できておらず「少量でも高価値」という...
日本から来た伊能まゆさんは、ベトナムの北部弁を巧みに操り、多くのベトナム農民の友人がいる。 何でも知ってる「風変わりな」日本人 20年余り前、初めて訪れたベトナムで、まゆさんは白いアオザイを着ていた。 彼女はNam Dinh省のフォーが特徴的なこと、Ben Tre省にはココナッツの葉で包まれたバナナ餅があること、Sapという種類のバナナは茹でてからしか食べないことまで、ベトナムの事は何で...
雄魚の精巣と聞くと、何か奇妙なものに聞こえるが、実は日本では有名な名物食材の一つである。ベトナムの富裕層の間では、1キロ数百万ドン(1万円前後)という価格にも関わらず、この名物を食するために探し求めて購入している。 知ってしまうとベトナム人も病みつきに Nha Be郡(ホーチミン市)で海産物店を営むLe Thao Nhiさんは、2パックの白子を抱えこう話してくれた。「日本料理は繊細で洗練...
Phu Son Laba貿易サービス合作社(Lam Dong省Lam Ha県)は、日本のパートナーとの販売契約締結から1年経った先日、日本市場向けに最初のバナナ30トンを輸出した。 日本側は輸出前に、品質・残留農薬・収穫過程・梱包などを確認するため、現場に担当者を派遣した。 同社によると、最初の輸出が成功したため、日本側は毎月3~4コンテナ(1コンテナ=20トン)分のLabaバナナを発注...
税関総局によると、8月15日までの全国の牛乳・乳製品の輸入総額は6億1,270万ドルに達し、前年同期比1,600万ドン増とわずかに上昇した。 ベトナムは牛乳・乳製品の輸入に、1日あたり平均270万ドルを費やしていることになる。これらの品目は、ヨーロッパ・アメリカ・アジア・オセアニアなどの国・地域などから輸入されている。 ベトナムの最大輸入国はニュージーランドで、7月の輸入額は1億8,60...
政府は、コメの輸出事業に関する政令107/2018/ND-CP号(2018年10月1日発効)を公告した。小規模輸出業者を市場からシャットアウトする内容で大きな困難があった従前の109/2010/ND-CP号に置き換わる政令となる。 倉庫・精米施設の所有は不要に 新政令で最も注目されるのは、コメ輸出業者は最低5,000トンの収容能力のある倉庫、1時間籾10トン以上の能力を持つ精米施設を持た...
JICAはベトナムの若者40名が、8月23日~9月9日に日本で行われる『農業経営・農業エコツーリズム』研修に参加することを発表した。 これは各新興国での人材育成の促進を目的とした、日本の政府開発援助(ODA)の正式なプログラム。 (Thanh Nien 8月22日,P.6)...
畜産研究所とベトナムハチミツ協会、Syngenta社は『ベトナムハチミツの輸出促進と品質向上のための解決策』セミナーを8月17日にハノイで開催した。 畜産研究所のNguyen Thanh Son所長によると、現在ベトナムには、トウヨウミツバチとセイヨウミツバチ各種を含む120万群のミツバチがおり、その中でトウヨウミツバチは20万群、セイヨウミツバチは100万群で、養蜂家は約3万人、うち6...
ベトナムで日本の黄桃を購入するには、2個70万ドン(3,500円)のお代が吹き飛ぶ。一番大きく綺麗な桃になると2個で100万ドン(5,000円)もする。 旧暦7月のお中元の季節、多くの人が日本から入荷する黄桃を両親に贈ろうと、前金を払って注文する。この桃はどのフルーツ店でも引っ張りだこで、人気急上昇だ。 ツバメの巣から黄桃へ、贈答品に変化 黄桃を1箱受け取ったばかりのHaさん(Ba Di...