日本ベトナム友好議員連盟特別顧問の武部勤氏は、最近行われた労働傷病兵社会福祉省のDoan Mau Diep副大臣との会談で、日本はベトナムの農業実習生の受入れを、引き続き積極的に行っていくと述べた。 武部氏によると、北海道は日本で最も農業生産の開発基盤のある地域で、冬が長いのが特徴で、実習生の農林水産業での実習時間は制限され、実習に割り当てられる仕事は年間を通して厳しい。 しかし、実習...
ベトナム農業の記事一覧
近年、農産物の加工工場が急激に増加している。これはベトナム産農産物の輸出価値向上のチャンスを生み出すと同時に、需要と供給のバランス調整を可能にし、「豊作時の価格下落」を防ぐ解決策となっている。 加工技術の向上が市場アプローチのカギ 2018年、Bac Giang省産ライチの輸出量が大幅に増加した。Dong Giao 食品輸出株式会社(以下DOVECO)が加工工場を増設し、新鮮なライチの消...
日本からの鶏肉需要に応えるべくベトナムの加工会社はフル稼働した上に、新工場の建設地を探している。日本へ初めて輸出したのは2017年9月、日本向けの潜在力は非常に大きい。 ベトナムは現在、今年末の輸出実現に向けて、シンガポールと香港へのアプローチも同時に進めている。 半年で新しいラインを増設 日本向けに初めて鶏肉を輸出してからわずか半年後に、Dong Nai省に拠点を置くKoyu&Unit...
ベトナム農業学院は7月4日午後、第4次産業革命時代のハイテク技術を応用した農業教育に関するセミナーを開催した。セミナーでは、教育・訓練省のPhung Xuan Nha大臣、農業・農村開発省のNguyen Xuan Cuong大臣、ベトナム農業学院のNguyen Thi Lan学院長が共同司会をつとめた。 冒頭Nguyen Xuan Cuong大臣は、2018年のベトナムの農産物は、世界1...
輸出用の畜産業に参入する企業が日に日に増えてきており、ベトナムの畜産業には大きな展望が開けている。 Koyu&Unitek社(Dong Nai省)が昨年、鶏肉加工品を日本に輸出したのに続き、Mavinグループと双日社は先週から、毎月約26トンの新鮮なベトナムの豚肉(冷凍)を、ミャンマーへの輸出に協力することを発表した。これは新鮮な豚肉を正式に海外に輸出するベトナム初の企業だ。 多...
四方を囲み、また市内にまで増えている野菜や花卉を栽培するハウスによって、ダラットの景観が様変わりし、気候も変化する兆候が見られている。 元南部生物学研究所所長のVu Ngoc Long氏は、ダラットは穏やかな気候の地であり、市内から周辺までハウス栽培が溢れる状態になっても、気候や生態系の急変には気づきにくいという。 Q: ダラットおよび近隣地域に存在するハウスは計5,600ha、これ...
四方を囲み、また市内にまで増えている野菜や花卉を栽培するハウスによって、ダラットの景観が様変わりし、気候も変化する兆候が見られている。 元南部生物学研究所所長のVu Ngoc Long氏は、ダラットは穏やかな気候の地であり、市内から周辺までハウス栽培が溢れる状態になっても、気候や生態系の急変には気づきにくいという。 Q: ダラットおよび近隣地域に存在するハウスは計5,600ha、これ...
ベトナムでヤシ名産地として知られている南部メコンデルタBen Tre省では、「ヤシは果実かから、幹や葉に至るまで捨てる部位が無く、全て商品化できる」とよく耳にする。 Ben Tre市のPhu Hung村で、ココナツファインを生産する Nguyen Thi Beさん(女性・85歳)は、「ヤシと共に人生を送ってきた私は、ヤシを原料とした商品が増えていることがとても嬉しいんだ」と、にこやかに話...
ハノイ技術大学(物理技術・ナノ技術学科)の学生4人が、有害化学物質を用いずに作物の成長を促進し、栄養価を高める方法の研究に成功した。 リーダーのTran Duc Huyさんによると、1年ほど前に、クリーン野菜に対する社会的関心が高まる一方で、従来のクリーン栽培法では効率が悪く、生育時間が長く、栄養価もあまり高くないことを知り、成長を刺激し、栄養価を高める技術の研究を仲間と始めた。 「研究...
草木が生い茂る農村を訪ねて農民の衣服に着替え、農作業の生活を体験するツアーが、外国からベトナムを訪れる旅行者の間で静かなブームになっている。 農業と農村を観光ツアーに結びつけるビジネスへの投資は始まったばかりだ。 Quang Nam省のホイアンは、世界遺産の一つとして知られているだけでなく、地元の農村に親しむことができる観光スポットとしても外国客から人気で、この取り組みは成功している。 ...