持続可能な食品バリューチェーンの構築を目的に、ベトナムの農業に投資する日本企業が増えている。 双日 ベトナムでの食品サプライチェーン構築を先駆けてきたSojitz Vietnam社は、食品販売のほかにコールドチェーンによる運送サービス、加工食品、小麦粉生産、飼料生産など多角的な事業を行っているが、同社の宮部敏明氏は、現在ベトナムの農業についても研究中という。 農業と食品・食糧バリューチェ...
ベトナム農業の記事一覧
Phu Yen省人民委員会は2014年から、Phu Hoa県のHoa Quang Bac村で約1,000haのハイテク応用農業パークに投資しているが、ここで事業を行う投資家を誘致できていない。 Tran Huu The省副人民委員長によると、同パークが投資を誘致できていないのは、水が不足しているためで、そのため省は5,400億ドン(約2,455万ドル)をかけて同パークに給水する、容積26...
農業農村開発省経済協力・農村開発局によると、ハイテク・クリーン農業向けの100兆ドン(約45億4,545万ドル)の優遇融資のうち、これまでに32兆3,000億ドン(約14億6,818万ドル)分の融資が実行された。 この融資を受けているのは個人が約4,000人、企業・合作社170社近く。 うちハイテク農業開発向けの貸出残高が27兆7,000億ドン(約12億5,909万ドル)で全体の86%を...
ここ数年、ダラットまたLam Dong省でハイテク農業に投資する外国人が増えている。 その1人、日本人Nunome Takahiroさん(35歳)はハウスのなかで、カーネーションの枝の切り方や、つぼみの間引き方を丁寧にスタッフに教えていた。 「Taka」とスタッフに愛され、親しまれる彼は、「2013年に初めて来て、この地の花に魅せられた」と言う。 成功をもたらす要素は人 現在Pan S...
Loc Troiグループ(http://loctroi.vn/)は1月23日、「メコンデルタにおける農業・水の地理的リモートセンシング」プロジェクトの一環として、オランダ政府の支援により制作した農業用通信アプリケーション「SAT4RICE」を正式に紹介した。 農家が、成長段階ごとのコメの状態、灌漑状況、病気などの水田情報や気候情報を得られるアプリで、干ばつ、洪水、害虫の警告を早急に受...
ベトナムの農業は、収穫後のロスが大きいことで国際市場参入が制限されている。 メコンデルタにおけるコメの収穫後ロスは年3兆ドン(約1億3,636万ドル)、総生産量の10~12%相当。国連食糧農業機関(FAO)によるとベトナムでは、種子植物で約10%、塊根植物で10~20%、青果物で10~30%のロスが出ている。 世界市場への参入が困難に 農業農村開発省の「機械化の支援による農業損失の低...
メコンデルタでのエビのハイテク養殖は成功しているが、農家の資金は限られており、インフラ投資用の融資にも手が届かないため、このモデルの拡大は容易ではない。 Bac Lieu省に合ったハイテクエビ養殖モデル Bac Lieu省で、Viet-Ucグループによる「エビの新たな養殖モデルの経験と参考価値」セミナーが開催された。 同省内務局副局長であり、同グループからハウス内でのハイテクエビ養殖池2...
政府は、2025年までのエビ産業の国家開発行動計画を発表した。 持続可能で気候変動に適応し、生態環境を保護できる大規模な生産業となること、ベトナム産エビの品質・価値・生産性・競争力を向上させ、国民・企業・経済に利益をもたらすことが目標で、2017~2020年目標として輸出額を55億ドル(年平均成長率10.79%)に引き上げる。うち汽水エビの輸出額が45億ドル。 汽水エビの養殖総面積は71...
カントー市人民委員会は1月19日、ベトナム航空とカントー空港近隣地域における航空ロジスティクスセンタープロジェクトについて、作業を行った 10~15haの空港前の土地を利用する。ベトナム航空によると、ハノイやホーチミン市、ダナン市といった大都市ではいずれも土地がなく、全国的にも航空ロジスティクスセンターが整備されていない。 このセンターを整備することで、メコンデルタの輸出用の農水産品をカ...
ホーチミン市の市場でキロ約2万ドン(約0.9ドル)で小売りされているバナナの葉は、AmazonやeBayのようなネットショッピングサイトでは、この20~30倍の値段がつく。 日本産バナナの葉は1枚2,000円以上 これらのサイトで販売されているのはほとんどがタイ、中国、日本産。 タイ産は2枚セットで17.95ドル(送料含まず)、キロ60万ドン(約27ドル)超の計算だ。商品広告には、「バナ...