ベトナム農業 “自称”オーガニック食品を無くすために (1,571文字) 2018年01月15日 2018年01月15日 オーガニック認証を受けた有機食品のサプライヤーは非常に少ないが、それらを販売する店は多い。有機食品のための法の整備と当局の規制があれば、市場は明白になる。 基準に達する商品はほとんどない 国際認証を受けた『正式』な有機農産物の経営・生産組織によると、有機農産物の生産はいま、環境や技術、人材まで多くの困難に直面している。ベトナムでこの基準に達する有機栽培を行う組織は非常に少ないため、市場に...
ベトナム農業 ハノイ、青果物トレーサビリティ用のQRコード使用計画を発表 (364文字) 2018年01月15日 2018年01月15日 ハノイ市人民委員会は、市街地における青果物の管理・識別・栽培地追跡のための2018年の試験的なQRコード・アプリケーション利用計画を発表した。 市内の食品安全に関する国家管理の効率化、管理力強化、地域で採れた農産物の追跡、品質検査などを行い、消費者の正当な権利・利益、健康、信頼を守ることが目的。 2019年には生産施設、合作社、農場、集中解体場、大規模加工工場、スーパー、卸売市場などと協...
ベトナム農業 独BASF、ティエンザン省に農業研究施設を開設 (246文字) 2018年01月15日 2018年01月15日 独BASFは1月12日、Tien Giang省Cai Lay県に農業研究施設を開設した。敷地面積2ha、稲作・青果物実験区、果樹園を含むBASFによるメコンデルタ初の研究施設。 生産性向上、作物の品質向上、食品安全への取組み、環境保護、持続的な利益増のために農家に技術やアドバイスを実施する機能が備わっている。 施設内の各実験施設は世界のBASF研究所をサポートする役目も果たす。 BASF...
ベトナム農業 タイ産タマリンド・竜眼、ベトナムで地理的表示登録へ (317文字) 2018年01月13日 2018年01月13日 タイ知的財産局長は1月12日、「ペッチャブーンのスイートタマリンド」と「ランプーンの干竜眼」をベトナムで地理的表示(GI)登録する計画であることを明らかにした。 タイ国内で非常に発展しており、ジャスミンライスやドイトンコーヒー、赤肉ザボンとともに、ベトナムやカンボジア、中国への輸出促進を目指し外国での地理的表示登録を希望している農産品で、ともにベトナムの消費者にも好まれている。 2014...
ベトナム農業 作物種苗、輸入率は20%に低下 (373文字) 2018年01月10日 2018年01月10日 1月9日に開いた2017年総括・2018年方針会議でChu Ngoc Anh科学技術大臣は、科学技術が農業生産分野の付加価値の30%以上、家畜・作物種苗の38%に貢献し、現在ベトナムのコメ生産性はASEANトップ、Tra魚(パンガシウス/キャットフィッシュ)、コショウは世界1位、コーヒーとゴムは世界2位と述べた。 農業生産の付加価値向上に貢献する家畜や作物の品種選抜・改良の面では、200...
ベトナム農業 火災で豚1,200頭死ぬ、原因は電気系統・保険未加入損害10億ドン (257文字) 2018年01月09日 2018年01月09日 Dak Nong省Cu Jut県Nam Dong村で起きた火災で、豚1,200頭が死んだ。県当局の調査では、電気のショートが火災の原因。 1月7日、同村Duongさんの養豚場で火災が起き、1,300m2超の養豚場があっという間に火に包まれた。 死んだ豚は約1カ月飼育されていたところで、1頭20~25kg、損害は10億ドン(約4万5,455ドル)あまり、農業保険には加入していなかった。 場...
ベトナム農業 安全野菜・畜産・水産地のデジタルマップを年内に制作、ホーチミン市 (241文字) 2018年01月08日 2018年01月08日 ホーチミン市農業農村開発局は、年内にクリーン野菜の栽培地、畜産、水産養殖エリアを示したデジタルマップを制作する。ここにアクセスすれば、安全な農産品の栽培・飼育・養殖地を知ることができる。 1月5日に市人民委員会で開かれた、スマートシティ計画の展開会議で、Nguyen Phuoc Trung農業農村開発局長が明らかにした。 飼育頭数の大きい世帯を含む栽培・飼育・養殖地情報のほかに、土壌・気...
ベトナム農業 ソンラ省でハイテク農産品工場に着工、韓国の技術を導入 (342文字) 2018年01月06日 2018年01月06日 Son La省Van Ho県で1月6日、ハイテク農産品加工・保管工場が着工した。投資総額750万ドル。 韓国IC Food、米Stevia Corp、ベトナムSC Agro Foodが出資するSI Van Ho食品社の工場で、第1期:年1,700トン、第2期:年3,400トンの能力で2段階に分けて建設する。 韓国の近代的な加工技術を導入し、地元の豊富な原料を用いて乾燥キャベツやチンゲン菜...
ベトナム農業 テトも自家製野菜で、ホーチミン市で家庭菜園ブーム (1,443文字) 2017年12月31日 2017年12月31日 ホーチミン市で、自宅用やテト(旧正月)用に家庭で野菜・果物を植える人が増えている。これに伴い種から栽培用具まで関連サービスも様々登場し、様々な設備が簡単に安く手に入るようになり、安全な野菜が得られる空中栽培などが多くの人に選ばれている。 テラスに野菜 ホーチミン市Binh Tan区に住む女性Thuongさん宅のテラスは、まるで大きな農場のように青々としている。 この2年彼女はテラスの空間...
ベトナム農業 隣のアヒル、農家が邪魔をする鶏肉・青果物輸出 (807文字) 2017年12月27日 2017年12月27日 多くの国で、畜産施設は数キロの間隔を離すことを定めているが、ベトナムでは集中する傾向がある。Dong Nai省で養鶏場を営むNgocさんは日本輸出に向けて最新技術の農場に多額を投じたが、日本の承認が得られなかった。 理由は近すぎるアヒル 日本側は、Ngoc氏の施設は全て基準を満たすが、隣のアヒル飼育施設が近く、感染リスクが高いと判断した。国際GAP基準で飼育しても感染は防げず、アヒルの廃...