ベトナム海上養殖協会Nguyen Huu Dung会長は3月25日、共産党電子新聞社の取材に対して、海上養殖企業が直面する困難について言及した。 なかでも特に問題視されているのが、今日に至るまでに、企業あるいは漁師に養殖のための海域を割り当てている地方がないことだ。この問題は、許可証や法律規定などに関連していることから、企業の養殖部門への投資を難しくさせている。養殖協会は現在、企...
ベトナム農業の記事一覧
在ホーチミン日本国総領事館は3月25日、Dong Thap省における日本政府の無償資金協力「有機農業、食品加工、事業の運営管理を担える人材育成を通じた持続可能な地域開発事業(第2年次)」の贈与契約署名式を開催した。申請団体は、特定非営利活動法人Seed to Table。供与金額は19万5,277ドル。 Seed to Table代表の伊能まゆ氏は、ベトナム農業は高い潜在性を有し...
有機栽培といえば、食物生産における持続可能な生産モデルの1つとして知られており、環境にやさしい生産を促進するために、病害虫対策にも農薬などは使用せず、自然由来のものが使われている。 しかし、2024年3月21日に発刊された雑誌Scienceに掲載された新たな研究によると、有機栽培の拡大は、周辺にある通常の田畑における農薬使用量を増加させ、環境に対する有機栽培のメリットを減少させる...
Skretting Viet Namは3月20日から22日、Ca Mau省で開催された第5回ベトナムエビ養殖技術国際展示会(VietShrimp 2024)に参加した。 同社は、飼料生産と栄養関連を専門とする企業で、エビ養殖業者に向けて数多くの製品を提供している。VietShrimp 2024 で同社が開設したブースには、多くの来場者が訪れ、同社が導入する持続可能なエビ養殖モデルSUC...
現在、ベトナムの食肉及び肉製品の輸入に関する各種規定は十分に整えられている。ベトナムにこれら品目を輸出、流通させる場合、輸出国は5つのプロセスを経なければならない。 輸出国はまず、各種飼料、動物感染症に関する情報、感染症検査プロセスとその結果、肉製品に対する食品安全検査の結果などを検疫局に提出する必要がある。これら手続きを経て、輸入リスク評価で輸出国が国際規定に則ったベトナムの食...
カントー市はこのほど、低排出稲作モデルを実践する組織や農家に対する技術インフラへの投資、稲作関連の技術移転を進めることを提案した。 2030年までのメコンデルタ地域の100万haの高品質米・グリーン成長に向けた低排出生産プログラムの枠組みのなかで、カントー市では2024年から2025年、8つの企業と38の組織、合作社が合計3万8,000haを使用して稲作を実施する。同省はまた、2...
農業農村開発省Le Minh Hoan大臣は3月29日、ハノイ市で、オランダ自然・窒素制作省Christianne van der Wal大臣率いるオランダ訪問団と会談した。同会談は、70に上る企業、組織に属する140名からなる訪問団(3月18日から21日まで)の在越中の枠組みの中で開催された。 Hoan大臣は会談のなかで、ベトナムとオランダの農業を含む他分野における協力関係を高...
Bac Ninh省では2024年春期稲作において、省全体の生産面積が2万8,800haに達し、このうち高品質米の生産面積が2万33haを占めている。省では、土地の統合、先端技術の導入、応用を進めてきたことによって、280に上る大規模稲作エリアの開発、発展を遂げることができた。この取り組みによって、省内の高品質米生産面積が、全体の70%を突破することができた。 (nongnghiep....
Long An省計画投資局は3月20日、Tan Hung、Thu Thua両県に広がる合計2,200haで実施予定のハイテク応用農業プロジェクト2件を優先して投資誘致を進めると発表した。 同プロジェクトでは、Tan Hung県Hung Dien村の面積885ha、Thu Thua県Tan Thanh村の1,400haの土地を使用して、ハイテク農業生産エリアが建設される。 各...
農業農村開発省は3月19日、オランダの自然・窒素政策省と会談し、持続可能な食料食品システムへ向かうための協力プログラムを開催した。 Le Minh Hoan大臣はプログラムで、ベトナム農業部門は食料安全保障と社会の安定確保において、非常に重要な役割を担っていることを強調した。ベトナムは2023年、530億ドルもの農産品を世界に輸出している。さらにベトナム農業部門は、依然として立ち...