Khanh Hoa省農業農村開発局は、2024年汽水エビ養殖を計画通りに進めるために、各地に放流時期に関する文書を公表している。同省水産局によると、ブラックタイガーの放流は通常、1月から8月にかけて実施され、インフラや給水条件が整っていれば、9月まで放流することができると述べた。 汽水エビ養殖の生産性を確保するためには、決められた養殖密度を遵守し、計画通りに放流、世話をすることが重...
ベトナム農業の記事一覧
ベトナム中部に位置するQuang Nam、Quang Ngai両省では現在、冬春期の田植えに向けた準備が進められている。しかし、ここのところネズミの発生が深刻で、多くの田が被害を受けているという。数々の手は尽くしてきたら、さほど効果もなく、農家にとっては頭を抱える大きな悩みになっている。 Quang Nam省農業農村開発局によると、2023年から2024年期の稲作面積は4万1,70...
ベトナム農業学院はこのほど、Hoa Binh省科学技術局と協力して、同省高原地域に位置するTan Lac県において、季節外れの有機野菜及びVietGAP野菜の生産プロセス構築を進めることを決定した。 同生産モデルでは、3,500m2の農地が使用され、このうち1,000m2が基準を満たした有機栽培、残りの2,500m2でVietGAP基準を満たす生産が実施されている。試験的な生産を開...
国家農業普及センターは3月5日、農業農村開発省国際協力部、日本国際協力機構(JICA)とともに、「ベトナム北部各省における安全作物バリューチェーン強化プロジェクト」の第2回合同調整委員会(JCC)を開催した。 JCCによると、同プロジェクトは2022年から2026年までの5年間で実施され、ベトナム北部各省の安全作物(野菜、果物)のバリューチェーン強化を目的としている。具体的な施策と...
ベトナム南部各省では現在、生産性の低い土地での稲作を野菜栽培に切り替える取り組みが進められている。しかし、栽培品種の種や苗の85%が輸入に依存しなければならない状況にある。 ベトナム人過程の一般的に食事には、野菜が不可欠であり、その需要は年々増加傾向にある。ベトナムの気候は非常に多様で、温帯、熱帯、亜熱帯性など多種多様な野菜を育てることができる。また、ここで栽培されるほとんどの野...
国土が海に面していないスイスは、国内で消費される水産品のほとんどを輸入に頼っており、毎年7万5,000~8万トンの各種水産品を輸入している。国内で養殖される水産品の年間生産量は3,000トン程度で、残りは輸入に頼らざるをえないのが現状だ。 国際貿易センターの統計によると、2024年1月のスイスの水産品輸入額は7,000万ドル近くに上り、前年同期比で4.8%減少した。同国の主な取引先...
農業農村開発省Le Minh Hoan大臣は3月1日、イタリア農業・食料主権・森林省のFrancesco Lollobrigida大臣との会合を開催した。 ベトナムは2023年、水産品、コーヒー、コショウ、カシューナッツ、青果、木材、ゴムなどを主とする農産品5億ドルをイタリアに輸出しており、なかでも、コショウの輸出額は510万ドル、カシューナッツは4,000万ドル、コーヒーは3億ド...
国家農業普及センターは2月29日、Grobest Industrial Viet Namとエビ養殖の持続可能な発展促進に関する協力を締結した。 官民パートナーシップ(PPP)形式で事業を進めることは、農業部門の関係者を結びつけることでこれまでの経験を共有し、ベトナムの主力農産品のバリューチェーン発展にも寄与することが期待されている。現時点で、ベトナムの持続可能な農業発展パートナーシ...
Dong Thap省Tam Nong県はこのほど、農業におけるデジタル化が農業生産促進にメリットがあることを認め、各地で促進している。 作物栽培や農産品保護分野では、農薬散布用のドローンの導入率が上がってきており、今では県内農地全体の30%を占める2万4,000haでドローンが導入されるようになった。 また、最先端の稲作モデルでは、施水量をコントロールして節水も実現できる技...
ハノイ市農業農村開発局は2月28日、市内における春期耕作状況を視察し、平年よりも4、5日早く耕起、田植えなどの作業が進んでいることを確認した。これは、耕起の機械化、湛水の最適化などが大きく影響しているという。 湛水作業においては、長年の水不足によって、例年は3度の湛水が必要であったが、市の指導によって、今年は2度の湛水で必要な水量を確保することができた。作業回数が3分の2になった...