メコンデルタ地方の2023年から2024年冬春期の稲作は、塩害、干ばつが平均的な水準よりも高いレベルで発生したにも関わらず、目立った被害は見受けられず、損害はほぼゼロに近い状態であることがわかった。 Long An省は2023年から2024年乾季、深刻な塩害が発生した省のうちの一つだ。同省は4月17日、省内の塩害被害が深刻化したことから、塩害リスクレベル4を発表しなければならなか...
Ben Tre省職業訓練センターで教鞭を振るDo Van Ro氏が、デジタル技術を導入したビニールハウスにおけるメロンの水耕栽培モデルを実施、500m2で毎年2億ドン(約120万円)もの利益を出している。 Ro氏は2023年、ビニールハウス、水耕栽培用のパイプやタンクなどに投資、メロンの水耕栽培の研究を開始した。同氏は、メロンの生育を成功させるためには、基準に基づいた施肥はもちろ...
肥料生産におけるハイテクの導入は今や必要不可欠なものになっており、農産品の価値向上はもちろん、ベトナム農業の持続可能性の上昇にも大きく貢献している。 肥料生産大手のPhan bon Ca Mau社は十数年前、肥料の供給とベトナムの食料安全を使命に掲げ、肥料生産へのハイテク導入を進めてきた。開発開始から現在までに、同社は唯一の国内生産粒状肥料の開発に成功し、ベトナム農業の発展に寄与...
2024年春期にDak Lak省で実施されている温室効果ガス削減稲作モデルでは、生産コスト10~15%減少、生産量30%増を実現し、さらに施水量は50%もの節約に成功したことがわかった。 Dak Lak省の稲作面積は、ベトナム中部地方で2番目の広さを誇る。長らく伝統的生産法に基づいた稲作が一般的だったが、昨年冬春期から温室効果ガス削減モデルを導入、今回その効果を目の当たりにした。 ...