Soc Trang省の汽水エビ養殖面積は5万1,000haに達し、今も力強い成長を続けている。養殖環境の管理にテクノロジーを導入したことで、病気の発生抑制にも成功している。 同省では、エビ養殖部門で機械化が進められると同時に、排水管システムの構築によって、池底に溜まった泥、排泄物、食べ残しなどを取り除くことができるようになり、水質向上、安定が実現している。 排水管システムが...
ベトナム農業の記事一覧
Binh Dinh省では現在、省内全体で100万頭近い豚が飼育されており、豚の排泄物処理が大きな問題になっていた。最近では、安価で効果的な処理法が発見され、問題解決に大きな役割を果たしている。 この処理法は、Binh Dinh省関係部門とVan Lang大学が一部小規模養豚農家で試験的に運用させたもので、同省An Duc村で養豚を営むNguyen Van Binhさんも試験運用農...
YaraSuna社は、ベトナムで厳しい基準に従って厳選された原料とヨーロッパから取り入れた最新の技術を使って有機肥料を生産している。この肥料によって農家は土地の健康を改善することができただけでなく、生産性も向上し、持続可能な農業の土台構築にも大きな進展が見られている。 ここ数年、有機肥料は農家だけでなく、各国政府、消費者からも大きな関心を集めている。ベトナムにおいても、有機の雨量の...
Kien Giang省の汽水エビ養殖面積は13万6,000haに上り、年間生産量は12万1,000トンに達している。養殖面積は全国2位を誇るが、生産量ではメコンデルタ地方で4番手と遅れをとっている。大規模養殖を実施する企業や農家が少ないこと、病気の蔓延、エビ価格の低下などが原因に挙げられている。 省内には、大規模養殖を実施する企業が10社あるが、汽水エビをはじめとして、世界的な水...
植物防疫局とハノイ市農業農村開発局は、IPMトレーナー及びIPHMトレーナー養成コースの閉会式を開催した。植物防疫局のLuu Thi Hang局長は閉会式で、IPM(総合的病害虫・雑草管理)をアップグレードしたIPHM(総合的作物健康管理プログラム)に関する高度なトレーニングコースは、技術者などの実際のニーズに応え、知識を養う上で非常に重要で意義のあるものだと強調した。 ハノイ市...
ハノイ市農業農村開発局が管轄する行政手続き簡素化に関するハノイ市人民委員会の決定に基づき、23の行政手続きが簡素化されることになった。この取り組みによって、手続きにかかる時間が現行の規定から0.5~2日間短縮されることになるという。 今回簡素化される手続きは、▽農業、▽農業保険、▽科学技術と環境、▽植物保護、▽獣医、▽水産、▽利水及び防災、▽林業の8分野で実施される。 具体...
カントー大学はこのほど、慈善団体ActionAidベトナム支部及びBac Lieu省農業農村開発局と「水産養殖における温室効果ガス削減」に関するセミナーを開催した。ActionAidベトナム支部は現在、非営利組織BftW(Bread for the World)とともに、「メコンデルタ地方のエネルギー転換と気候変動への対応プロジェクト」の枠組みの中で、エビ養殖における温室効果ガス削減に...
パンガシウス加工の過程で排出される副産物は、その他工業の豊富な原料になると言われているが、実際のところそれを活用する技術が追いついていない面があり、使いきれない副産物が環境に影響を及ぼしているという。 全国には現在、100か所を超えるパンガシウス加工工場があり、年間150万トンのパンガシウス製品が生産されている。これらは世界134の国と地域に流通しており、輸出額は20億ドルを超え...
ハノイ市Chuong My県Nam PhuongTien村で生産された有機ジャポニカ米と有機ザボンといえば、一度口にした者は、それらが持つ他とは一線を画する味わいに深い印象を受けると言われている。 Nam Phuong Tien村は、ハノイ市郊外に位置する村落であるが、Hoa Binh省との省境に横たわる山脈によって、他の郊外地域とは異なる自然環境を持つ。ここには豊富な緑と水源が...
農業農村開発省党委員会は、各委員及び指導者と連携して、高い決意を持って政府、首相指示を厳格に履行するよう部門全体を指揮し、指示の効果的で足並みの揃った実行ができるように努めている。 このなかで、新農村建設は非常に重要な任務だと考えられており、これまでも積極的な結果を残してきた部門だ。2023年、新農村基準の達成率78%に向けて、党組織の指導的役割を引き続き強化するため、省党委員会...