Dong Nai省では現在、食物栽培部門だけでハイテク応用農業モデルを45例展開しており、2025年までの目標を既に達成したことがわかった。 同省は、2020年から2025年までの目標として、省全体でハイテク応用農業モデル40例の達成を掲げていた。現時点で45例を達成し、全てのモデルで生産性が2~3倍に上昇したことも確認できている。 現在では、省内ほとんどの地域でハイテク農...
ベトナム農業の記事一覧
Viet Rau Farmは、EUに輸出するための野菜栽培を専門にする青果生産企業で、同社はGlobalGAP基準を満たした野菜2トンを毎週EUに輸出している。これらの野菜は、最も現代的で厳格な生産プロセスに基づいて生産されている。 同社は現在、32種類の青果を栽培しており、それら全てがGlobalGAP基準を満たしている。この農場は当初、ただの荒地だったが、厳しいプロセスに基づ...
時代遅れだったベトナム畜産業は現在、世界に注目される一大畜産国家へと成長を遂げた。現在の養豚総数は2,910万頭で世界5位、豚肉生産量は世界6位に位置しており、アヒルなど水鳥の飼育総数は1億300万羽で世界2位、工業用食品生産量は2,150万トンで東南アジア地域トップとなっている。ベトナム畜産業は毎年45%の成長率で発展を続けており、国内農業全体の成長で大きな役割を担っている。 ...
Khanh Hoa省Cam Lam県で低温鶏舎養鶏を実施している農家がある。舎主のPham Van Thuさんは、約1haの土地に鶏舎を2棟建設し、養鶏業を営んでいる。それぞれの鶏舎の面積は1,200m2に上る。鶏舎入口は涼しく、養鶏場が有する嫌なにおいはない。鶏舎に入るときは、菌やウイルスの持ち込みを防ぐため、消毒、滅菌の上、防護服の着用が必須だ。入り口には、虫などの侵入を防ぐための...
ベトナムデジタル農業協会の支援を受けて、Hung Nhonグループが運営する食用鶏肉飼育場が、国際審査機関のControl UnionからGlobal GAP認証を受けた。ベトナムの養鶏場が同認証を受けたのは今回が初めてとなる。 Hung Nhonグループは、国際基準を満たした養鶏モデルとともに、デジタルモデルの構築に成功した農業企業の1つである。GlobalGAP取得にあたり、...
稚エビ半透明症(TPD)は、2020年3月、中国のバナメイエビ養殖場で初めて発見された稚エビが罹患する感染症だ。 この感染症はたいてい、稚エビの間で感染が広がり、その感染率は60%と高く、死亡率も極めて高い。肝膵臓や腸が透明になり、体全体も青白く、筋肉も透けて見えるため、半透明症と名付けられている。個体に病気の症状が現れてから1日後には死んでしまう非常に強い感染症であり、エビの養...
ハノイ市はこのほど、2022年から2026年までの都市農業プロジェクトに関する意見聴取会議を開催した。 統計によると、2021年時点でのハノイ市の農業面積は19万7,793haに上り、農村人口は430万人で市総人口の50.9%を占め、農村地域の労働面積は227万1,000人で、市総労働人口の56%を占めていた。一方で、現在の農業生産が占める市総生産の割合は2.3%にとどまっている...
Dak Lak省はベトナム有数の大規模畜産地域であり、国内トップ10に入る規模を有している。水牛・牛の飼育頭数は国内9番目、家禽類は1,360万羽で7番目に、養豚総数は96万頭で5番目に位置している。 同省は現在、バイオセーフティー畜産施設・エリア構築に向かって、畜産業の発展を推し進めている。同省には、感染症対策を講じているバイオセーフティー畜産施設が40か所以上建設され、Cu ...
何か月も激しい値下がりが続いていたエビ価格が、徐々に上昇し始め、今ではサイズによって1kgあたり1万5,000~3万5,000ドン(94~219円)まで回復してきている。このチャンスをものにしたい農家ではあるが、場所によっては売るエビがないところもあるという。 Kien Giang省でエビ養殖を営むNguyen Thanh Phuc氏は、4haの養殖池を有している。1、2週間前か...
メコンデルタ地方最大の教育機関であるカントー大学では現在、日本からの支援を受けて、マンゴーの保存期間の延長、節水循環ウナギ養殖、糖尿病患者のための米粉生産などの研究が進められている。これらの研究は、ベトナムと日本の外交関係樹立50周年に、在ベトナムJICA事務所が日本のODA事業の実現に向けて実施する数々のプロジェクトに含まれている。 カントー大学は技術支援プロジェクトの枠組みの...