緑の気候基金(GCF)が国連開発計画のプログラムを通して支援する「Tay Nguyen・南中部地方の気候変動による水源保証に対する小規模農家の対応力強化プロジェクト(SACCRプロジェクト)」が、2022年から2026年までDak Nong省で実施されている。 Dak Nong省SACCRプロジェクトはこのほど、Dak Mil県の貧困農家に対して、2023年第1次肥料支援を実施した。...
ベトナム農業の記事一覧
農業農村開発省植物保護局とCropLife Asiaは7月11、2023年から2028年までの持続可能な農薬管理枠組みプログラム(SPMF)の展開に関する覚書に署名した。 農業農村開発省Hoang Trung副大臣は、CropLifeの農薬や植物品種の効果的な利用は、ベトナム国民との協力関係と共有関係を強化し、安全で透明性の高い農業を実現するための管理効率の改善に向けた同省の目標と方...
ホーチミン市は物流部門を最先端のサービス産業に発展させ、2025年までの収益成長率を15%に、2030年までに20%を達成させることを目標に掲げた。 この目標達成に向けて、同市は8か所の物流センターを建設予定で、総面積は750haを超える。これらセンターは、▽Cat Lai-Phu Huu-Thu Duc市(292ha)、▽Long Binh-Thuc Duc市(54ha)、▽L...
世界の農業はこの先5年、ドローン普及率が2番目に多い産業になると予測されている。ベトナム農業においても、生産過程におけるドローンの導入は必要不可欠なものだと考えられており、世界的な技術の進歩に追いついていかなければならないと考えられている。 農業はベトナム経済において重要な役割を果たしているものの、著しい都市化によって、農村部の労働力が不足するなど、数々の問題を抱えている。国際連...
水産業は、ベトナム農業部門の総価値の27~28%を占めており、特に重要な役割を果たしていることがわかる。 水産局の報告によると、今年6月末までの水産業の総生産量は427万トンに上り、前年同期比で1.7%増加すると見込まれている。このうち、漁による水揚げが193万4,000トンで0.2%増、養殖による生産量は233万トンで3%増加した。 今年上半期の水産品輸出額は、41億3,000万...
中部高原に位置するLam Dong省の気候は、和牛飼育に適していることがわかり、同地の畜産発展における大きなチャンスだと期待されている。 Bo Kobe Viet Nam社は2009年、Tan Lac村に10haの牧場を建設し、2011年から和牛を輸入、飼育を開始した。現在は200頭を飼育しており、このうち60頭が交配用、残りが仔牛と肥育牛となっている。 牛の飼育には、日本...
続く猛暑と停電、生産コスト上昇などの影響によって、各地のエビ養殖池が干上がってきているなか、エビ養殖に半バイオフロック法を取り入れている養殖場は、低コストで通常通りの生産を続けている。 Khanh Hoa省では6月末、日中は40℃にも上る猛暑日が続き、エビ養殖農家にとっては悪夢以外の何者でもなかった。エビ養殖が盛んなNinh Ich、Ninh Loc、Ninh Phu各村では、成...
2010年の食品安全法では、遺伝子組み換え食品を「遺伝子技術によって遺伝子が組み換えられた原料を1つ、またはそれ以上含む食品」と定義している。また、2012年の政令では、遺伝子組み換え原料が成分毎に5%以上使われている商品を市場に流通させる場合、通常のラベル法以外に、その製品が遺伝子組み換え原料を使用していることを明記しなければならないと規定されている。 商品ラベルに関する規定は...
厳しい状況に置かれている農家と、その苦しみを共有し、共に進んでいくために、GrowMax社がエビ養殖飼料の値下げを結構した。外資系企業が跋扈するなかで、同社は、唯一のベトナム人経営企業である。 2023年3月初めから、エビの価格は全国的に下落が続き、今ではここ数年で最低レベルまで下がってきている。今では、どれだけ立派なエビを出荷しても、農家の利益はほとんど出ない。エビ価格の下落、...
輸出農産品バリューチェーンにおいて、加工部門が果たす役割は非常に重要なものになってくるが、その現場のほとんどでは、依然として時代遅れの設備や技術が使われている。その結果、付加価値の低い初期加工品が加工農産品輸出の70~85%を占めるに至っている。一方で、最新の設備や技術を用いた付加価値の高い加工農産品が占める割合は15~30%程度だ。 現在全国には、1万3,000か所の農産品加工施設...