Quang Binh省では5月8日朝、暴風雨が収穫直前の水田を直撃した。この雨によって、黄金色に実った稲は倒れ、稲穂が侵入した海水に浸かってしまったという。同省植物栽培局の情報によると、今回被害を受けた水田の面積は5,500haを超えるという。 特に被害が大きかったのはQuang Ninh県の3,000haで、県内の村々で数百ha規模の被害が出ている。ある合作社は、用意した排水ポ...
ベトナム農業の記事一覧
農業農村開発省Le Minh Hoan大臣は5月5日、二階俊博衆議院議員が代表を務める日本代表団と会談した。会談の席で、Hoan大臣は日本に対して、ベトナム農産品に日本市場参入の門戸を開き、日本の農産品もベトナムに参入するための条件を引き続き整えていくことを提案し、農産品貿易の促進によって、両国の関係はより強固なものになると強調した。 日越間は現在、日本のブドウをベトナムに、ベト...
Ben Tre省農業農村開発局は、同省の水産養殖面積は2022年までに4万7,590haに達したと発表した。このうち、汽水エビの養殖面積が3万6,300haを占めている。 ここ数年、養殖農家の汽水エビ養殖への投資が高まってきている。特に、高い効果をもたらすハイテク養殖モデルが人気だ。なかでも、Ba Tri県、Binh Dai県、Thanh Phu県では、ここ数年でハイテクエビ養殖...
Quang Binh省では今年、海藻が豊漁で多くの漁師が1日100万ドン(約5,780円)の収入を得ることができている。4月末から5月初めにかけて、同省海岸線に位置するQuang Phu、Quang Dong両村では、海藻の収穫が行われていた。 同地域は、風や波が穏やかで、海藻が育つのにうってつけの環境になっている。深水3メートル程度の場所でも、海面いっぱいに海藻が茂っているとこ...
ベトナム中南部水門気象台によると、2023年の5月から7月にかけて、Khanh Hoa省全体が厳しい暑さに見舞われ、農業生産用水が不足する可能性があることを発表した。 予報によると、同省の今夏の平均気温は、例年より0.5~0.8℃高い29~30℃になるという。また、8月から9月初旬にかけても、徐々に気温は下がり始めるものの、広範囲で厳しい暑さが続くと見込まれている。 今年の...
ブドウの人気品種「種なしマニキュアフィンガー」の農園が、Ninh Thuan省の新たな観光スポットとして注目を集めている。農園の入場料は無料で、甘くて美味しいブドウを試食できることも人気の理由の1つになっている。Ninh Thuan省農業農村開発局によると、この品種は実がつき色が黒紫になると食べ頃になり、柔らかな口当たりと深い甘味があり、種がないため非常に食べやすいという。 この...
Binh Phuoc省農業農村開発局と情報通信局は4月27日、農業農村部門のデジタル化促進セミナーを開催した。 情報通信局によると、同省は、デジタル行政、デジタル経済、デジタル社会の3つを柱として、力強くデジタル化を促進している。同省は、2025年までにこの3つのデジタル化の基盤整備を完了する予定だ。 同省の農業農村開発部門において、デジタル化は非常に積極的なこうかをもたら...
メコンデルタの4月は、乾季のなかでも気温が最も高くなる時期で、特に月半ばになると、多くの地域で気温35度を超える。メコンデルタ各地では、厳しい暑さと日差しによって、エビの養殖場で大きな被害が出ているという。 Kien Giang省の米・エビ生産モデルを実施している養殖場では、猛暑日が続いたことで養殖池の水温が上昇し、暑さによるショックや病気の発生によって、数多くのエビが死んでしま...
2025年以降、EUに農産品を輸出する場合、それらの製品が森林破壊に関連していないことを保証しなければならなくなる。ベトナムは森林破壊のリスクがそれほど高い国ではないが、今後EU市場に深く入り込むためには、持続可能なサプライチェーンの構築を強化していく必要がある。 EUは、現在の農業発展を目的とした農地拡大が森林減少、森林面積の縮小の原因になっていると指摘しており、これからの農業...
Masanグループの代表は、ベトナムの農村部には合計6,500万人が生活しているものの、最大150億ドル規模にもなる農村市場にサービスに提供している専門の小売企業はほとんどないと指摘した。 その背景には、農村部の収入が低く、収益と利益の最適化が難しいことが挙げられている。一方で、Winmart+は、1店舗につき1か月4億ドン(234万円)を売り上げれば利益が生じることから、農村部...