商工省傘下の工業貿易情報センターによると、ベトナムは2022年、1,032万トンの飼料及び飼料生産原料を輸入し、その輸入額が56億ドルに達した。輸入量は前年比で1.1%減少したものの、輸入額は13.6%増加している。同センターは、今年の輸入量は前年比から微増で1,050万トン、輸入額は55億5,000万ドルに達すると見込んでいる。 2022年に飼料生産原料を輸入した企業数は、前年...
ベトナム農業の記事一覧
Hai Duong省は3月15日、同省の新農村建設完了に関する政府首相決定の公布式が開催された。公布式でPham Minh Chinh首相は、農業、農家、農村が工業化、現代化、祖国建設における戦略的役割を果たすと同時に、持続可能な経済・社会発展、政治的安定、治安、国防の基礎となり、民族的多様性、環境保護を維持、発揮する戦力になっていると強調した。 政府は常に、新農村建設を重要視し...
メコンデルタ地方では、▽イノシシの飼育、▽化学薬品不使用の稲作、▽クリーンゴーヤ栽培、▽有機リュウガン栽培など、数々の有機農業モデルが展開されている。 Dong Thap省では、省の強み、市場における潜在力などに基づき、米、マンゴー、観賞用の花、パンガシウス、アヒルの生産開発に注力することを決定した。なかでも同省は、行政と企業の積極的な協力によって、国内最大のパンガシウス養殖・輸...
Binh Dinh省には現在、エビの水上養殖場が2,100haあり、このうち1,500haが海水侵入対策として建設された堤防よりも低い位置にあり、堤防よりも高い場所にあるのは600ha程度だ。堤防下にある養殖場は常に潮流の影響を直接受けている。養殖池が汚染されていない90年代は、エビさえ養殖しておけば大金を儲けられる時代だった。しかし、2000年以降、同省では、養殖場の塩害が日を追うご...
現行の土地に関する政策、法律には依然として制限があり、土地使用計画の質は低く、各地で足並みがそろったものとは言えず、長期性にも欠けている。土地収用、補償、再定住なども、国民の理解や満足を広く得られているとは言い難い。また、開発土地使用権市場は不安定で、土地財政と地価も安定しているとは言えず、ベトナムの広大な土地を十分に、持続可能に使用できていないのが現状だ。 専門家によると、改正...
Binh Dinh省では、豚肉価格の下落が続き、畜産農家が厳しい状況に陥っている。現在の価格は1kgあたり4万5,000ドン(約273円)で、3か月前と比較すると1kgあたり7,000~1万ドン(約42~61円)値下がりしている。1年前の価格で見ると、すでに2万ドン(約122円)も値下がりしている。 同省Hoai An県農業農村開発室によると、同県で飼育されている豚は30万頭前後...
今年2月に入り、アジア米輸出主要市場の輸出価格でこれまでと反対の動きが出てきている。タイ米の輸出価格が下落する一方で、ベトナム、インド米の価格が上昇し、ここ2年で最高額を記録している。 税関総局の統計によると、2022年のベトナム米輸出額は34億5,000万ドル、輸出量は710万トンに達し、前年比で輸出額は5.1%、輸出量は13.8%それぞれ増加した。平均輸出価格は1トンあたり4...
豊富な資源を持つベトナムは、農産品と加工食品生産が大きな強みになっており、今では180を超える国と地域との貿易が行われている。しかし、世界的には、動物性タンパク質から植物性タンパク質の摂取が徐々に浸透、移行してきており、ベトナムはこの動きに応じた変更を進めていく必要がある。 ベトナム商工省は3月2日、商工省、ベトナム貿易支局、在外ベトナム貿易促進室、全国の関係機関、企業から400...
農業農村開発省は3月3日、カントー市で、ベトナム稲作部門の官民パートナーシップワーキンググループの設立と戦略を発表した。 同ワーキンググループは、国家農業普及センターとBayer Viet Namが主体となり、農業農村開発省のもとで組織の調整役を務め、農業部門の官民の密接な連携を進めていく。同時に、競争力と品質が高く、持続可能で経済効果が高い稲作の発展に向けた管理と支援を実施する...
Lam Dong省では毎年、食物栽培で160万トン、畜産部門で100万トンの農業副産物が排出されている。行政は現在、生産の再構築を進める投資を促進している。 ここ数年、同省は循環農業経済の発展に重きを置き、活動を進めてきた。同省は28万3000haの農地から循環に向けて再生可能な副産物が生み出されている。このうち、田園が2万7,500ha、とうもろこしが8,400ha、各種野菜が...