ペトロベトナム化学肥料総公社(PVFCCo)はこのほど、都市農業や家庭菜園に向けた各種肥料の販売を開始した。同社の製品の容量は、200g、500g、1kgなどが用意され、葉物野菜、根菜、果物、花、観葉植物など用途毎に細かく種類が分けられている。また、具体的な使用法などの記載もあり、これから家庭菜園に挑戦する人などにも優しい作りになっている。 農地に使える土地が少ない都市部で、小さ...
ベトナム農業の記事一覧
ハノイ市で12月9日、「国の豊な土壌に関する行動戦略策定支援」プロジェクト始動会議が開催された。 ベトナムは現在、土壌の健康状態に関して数々の問題を抱えている。土壌の健康状態の衰退がベトナムの土地に悪影響を及ぼしていることがわかっていても、その具体的な状態を分析できておらず、各地で行われている活動が土壌にどのような影響を与えているのかを監査するシステムも整っていない。また、気候変...
気候変動は現在、ベトナムの食糧保障、生態系、国民の生活に大きな影響を及ぼしている。国会傘下の科学技術環境中央委員会とドイツ国際協力公社が締結した2021年から2025年の協力プログラムと2022年の協力計画の枠組みの中で、同委員会は12月8日、カントー市で「2016年から2021年までとこの先のベトナムにおける気候変動対策法の制定と施行」に関するセミナーを開催した。 セミナーでは...
Binh Dinh省Quy Nhon市で観光と水産品関連の合作社の代表を務めるNguyen Ton Xuan Sang氏は、海藻の養殖に関する知識を取り入れるために、農業農村開発省が開催した海藻製品の発展に関する会議に出席した。同氏が住むNhon Haiは海藻養殖に大きな潜在力を有している。数年前までなら、時期が来れば海藻は地域住民の大きな収入源の一つになっていた。しかし、環境保護、特...
財務省が施行した公文書で、国内生産された木材は、村レベル人民委員会と関係税務機関を通して原産地証明を取得しなければならないと規定されているが、農業農村開発省はこの規定の合理性に疑問を呈している。 ベトナム産木材は、国内生産林から出荷されるものがそのほとんどを占めており、生産原料需要の75%をカバーし、ベトナムの木材加工業と輸出部門の成長に大きく貢献し、2021年の木材輸出額は16...
ベトナムは今年10月、1万2,000トンの豚肉(生肉、冷凍)を輸入し、輸入額は2,602万ドルに達した。前年同期比では、輸入量は5.6%、輸入額は22.4%、それぞれ減少した。年初10か月の輸入量は8万9,000トン、輸入額は1億8,902万ドルとなり、前年同期比でそれぞれ34.4%、39.6%減少しているが、今年1年間の輸入量が2億ドルに届きそうだ。 一方、今年10月の豚肉(生...
Thai Nguyen省で12月3日、「海外技能実習生派遣プログラムを通した農業人材の質向上」に関する会議が開催された。ベトナム農業学院のVu Ngoc Huyen氏は日本について、ベトナムとの類似点が多く、世界最先端の農業基盤を持つ国であると評価し、実習生制度を活用して、日本基準、日本モデルに基づいた農業人材育成の必要性を訴えた。 日越間の実習生派遣を含むベトナムの海外労働者派...
世界有数の米輸出国であるベトナムでも、2021年は100万トンの米を輸入しており、このうちの72%がインドから輸入したものだ。インドから輸入したのは安価な米で、主にブン(ベトナム)、飼料、酒の生産などに使われている。これら商品の生産業者は、どこの米が安く、必要な品質を満たしているのかを注意深く探している。 この現象を考えるには、私たちは市場の敏捷性を見て、需要と供給の法則に頼る人...
養殖に向いた土地とは言えないベトナム北中部に位置するHa Tinh省。新しい技術や設備が導入されたことで、同省の養殖業の持続可能性は高まってきている。同省では現在、7,453haの養殖場があり、このうち4,400haが淡水、残りが汽水となっている。 国家水門気象予報センターによると、今年12月から来年2月にかけての寒さは適度な寒さになると予測されている。来年1月は平均よりも0.5...
11月28日、ハノイ市で「気候変動への対応、温室効果ガス削減、持続可能な農業発展の促進のためのテクノロジーとイノベーション導入の強化セミナー」が開催され、出席した関係者たちは、農業部門の科学技術開発、イノベーション導入には、海外パートナーの支援と関係各所の協力が不可欠だと強調した。 ベトナムではこれまで、国際農業研究協議グループ(CGIAR)、国際家畜研究所(ILRI)、国際熱帯...