商工省輸出入局は台湾税関のデータから、年初2か月で台湾が輸入したお茶の量が4,190トンに達し、輸入額が1,256万ドルに上ったと発表した。 　このうち、台湾はベトナムから最も多くのお茶を輸入しており、その量は2,000トン（300万ドル）に上り、前年同期比で輸入量は3.5％、輸入額は0.9％、それぞれ増加している。台湾のベトナム茶輸入平均価格は、1トンあたり1,519.2ドルとなっ...

　不動産デベロッパー大手のNovalandグループ傘下のPhinDeliが初めて米国向けに出荷したインスタントコーヒーが、4月11日、カリフォルニア州オークランド港で通関され、ベトナム産インスタントコーヒーの米国初輸出を果たした。 　今回PhinDeliが輸出したインスタントコーヒーは、米国食品医薬品局（FDA）が定める厳しい基準を満たし、国際基準である「ISO 22000:2018」...

　農業農村開発省Phung Duc Tien副大臣と国際金融公社（IFC）アジア・太平洋地域Alfonso Garcia Mora副総裁は4月13日午前、「ベトナムの農業及び食品システムにおける温室効果ガス排出量削減に対する民間セクターの役割」と題したフォーラムに出席した。 　Tien副大臣は、「ベトナムがCOP26で表明した目標達成のために、農業農村開発省は低炭素農業を優先事項の1つ...

　農業農村開発省農作物生産局によると、2022年第2四半期、南部地域の主要果物8種（ドラゴンフルーツ、バナナ、マンゴー、ジャックフルーツ、ザボン、オレンジ、パイナップル、ドリアン）の生産量は120万トンに上ると試算されており、内訳は東南部が24万6,600トン、メコンデルタが94万3,500トンになっている。 　この生産量は大きく、もし消費が追いつかなければ、生産農家は依然として「豊作...

　Lam Dong省人民委員会は4月14日、オランダの持続可能な貿易を促進する団体IDHとLam Dong省の持続可能な景観プログラムの年次総会を開催した。 　IDHによると、2021年までに、1万ha近い農地、9,000に上る農家、試験的に保護・回復が進められている地域内の森林の100％が持続可能な生産に関する支援を受けたという。栽培する植物の多様化と導入された物資の効果的な使用によ...

■対ロシア貿易で空いた穴を埋めるために 　ベトナムの大手農産品輸出企業のPhuc Sinhグループは、ロシアのウクライナ侵攻が勃発したとき、同社のコーヒー、胡椒を載せたコンテナ船がロシアに向かっていたと述べた。パートナーに連絡すると、「支払いができない」という返事が来たという。 　同社のPhan Minh Thong社長は、「この返事を受けてすぐ、弊社はロシア行きコンテナを全てストッ...

　農業農村開発省は2025年までの目標として、10万7,000haのコーヒー農園の植え替えと接木を完了すると発表した。このうち、植え替え面積は7万5,000 ha、接木面積は3万2,000haとなっている。 　目標によると、植え替え、接木終了後のコーヒー収穫量は1haあたり3.5トンに上ると試算されている。また、この農園再生によって、農家の1haあたりの収入は再生前の1.5～2倍に上昇...

　CJ Vina Agriは4月7日、ホーチミン市Cu Chi県Dong Nam工業団地で、豚肉加工複合工場の竣工式を開催した。同プロジェクトは、クリーンミートブランドのMeat Master開発戦略における重要な部分を完成させることを目的としている。 　同加工工場は2021年に起工し、投資総額は230億ドン（1億1,500万円）、総面積は1,300m2に上る。工場のほとんどの設備がド...

　ハノイ市農業農村開発局Chu Phu My局長は、エコツーリズムと密接に繋がる持続可能で環境に優しい農業のために、有機生産は必要不可欠な要素だと述べた。 　2021年から2025年まで、同市は毎年有機生産に向けて300～500haの農地を拡大していく予定だ。 　この目標を達成するためにハノイ市農業部門は、関係各所に対して農業生産モデルとその基盤の構築を進めるよう求めた。特に、ハノイ...

　国連食糧農業機関は、今年3月の世界の食料価格指数が159.3ポイントとなり、2月の141.1ポイントから12.6％上昇したと発表した。この上昇率は1990年以降、過去30年で最高を記録している。 　今回の食糧価格高騰で最も大きな影響を受けているのが米だ。農業農村開発省の統計によると、年初3か月の米輸出量は148万トン、輸出額は7億1,500万ドルに達し、前年同期比でそれぞれ24％、1...