ベトナム中部Ly Son島の特産品Ly Sonニンニクが不作に終わり商品不足に陥っている。しかし、Facebook上では依然として「農家を救え」と謳う広告が溢れ、大量のLy Sonニンニクが取り扱われている。 ■「農家救済」はウソ、横行する産地偽装 旧正月前、ホーチミン市Phu Nhuan区在住のNguyen Trangさんは、Facebook上で「#救済 Ly Sonニンニク...
ベトナム農業の記事一覧
Phu Yen省人民委員会はこのほど、2050年を見据えた2021年から2030年の持続可能な農業農村開発戦略実施計画を施行した。 同計画の2025年と2030年までの目標では、2021年から2025年までの農林水産業の付加価値の平均成長率を年間3.5%に、2026年から2030年は年間3%の達成を目指し、労働生産性の成長率は年間6%増を目指す。また、農林水産品の輸出額を年間6~7...
商工省は4月6日、インドネシアと中国産の一部のうま味調味料に対するアンチダンピング措置適用の最初の調査結果に関する決定第640/QD-BTC号を施行した。 商工省は今後も、HSコード(統計品目番号)2922.42.20に従って分類されているインドネシアと中国を起源とするうま味調味料に対するアンチダンピング措置を継続する。インドネシアのうま味調味料生産、輸出企業に対する関税は、1トン...
オランダ外交代表機関は4月8日、カントー市で、ベトナム商工会議所(VCCI)カントー支部、在ベトナムオランダ企業協会と協力して、メコンデルタビジネスフォーラムを開催した。 今回のフォーラムは、ベトナムとオランダの企業がメコンデルタの持続可能な発展を支援するために、水、農業、物流分野で革新的で創造的な方法を模索し、オランダの経験をシェアするための理想的な条件を作り出した。 在ベト...
駐日ベトナム大使館のTa Duc Minh商務参事官は4月8日、商工省貿易促進局が開催した日本市場向け輸出コンサルティングセッションで、日本市場に農産品、食品を輸出する企業のサポートを進めていくと述べた。 ベトナムは農産品を日本市場にさらに深く浸透させることを求めているが、国内企業は既存の製品を輸出することはできず、現状では、日本の消費者の好みにあった製品の研究、開発を進めていく必...
■土地の違法売買、長年たっても解決されず 2016年、Dak Nong省人民委員会は、松脂の採取管理、アボカドの栽培、植林及び樹木の世話などを行うため、162ha以上の森と土地(156haの松林を含む)をNguyen Vu社に受け渡した。 森林が割り当てられて間も無く、Nguyen Vu社は松林を違法に伐採、開拓し、広大な敷地を売買させていた。 同社はまた、Quang Son...
ベトナム生花が徐々に日本市場に認知され、日本市場のベトナム産生花の輸入量が良好な成長を続けている。 日本の関税局からのデータによると、2021年の日本の生花輸入額は653億円に達し、前年比で10.4%増加した。また、今年1月の日本の生花輸入額は45億6,000万円に達し、前年同期比で16.1%増加した。 日本は主に、中国、台湾、コロンビア、マレーシアから生花を輸入しており、この...
ベトナム水産品加工輸出協会(VASEP)によると、2021年のイワシ(マイワシ属、サッパ属など小魚類)輸出による収益は3,750万ドルで、前年の4,100万ドルから9%減少したことがわかった。イワシ輸出は、米国、タイ、日本、韓国、オーストラリアの5市場が、輸出額全体の76%を占めている。 2021年、日本に輸出されたベトナム産イワシの輸出額は780万ドルで、前年と同様の水準を維持し...
先週末の「低炭素農業バリューチェーン開発」プロジェクト施行の準備に関する世界銀行との会議の席で、農業農村開発省Le Quoc Doanh副大臣は、▽ベトナムにおける持続可能なグリーン農業、低炭素農業生産とバリューチェーンの促進、▽COP26でベトナムが表明した2050年に温室効果ガス排出量ゼロの達成、の2つを目的として、同プロジェクトを実現すると発表した。 同プロジェクトのコストは...
燕の巣、高麗人参、サナギタケなど、多くの人が健康成分豊富な健康食品を買い求め、特に新型コロナに罹患した人や過去に罹患したことがある人たちに人気だ。市場には、こうした様々な健康食品が溢れているが、中には信じられないほどの安価で手に入れられる商品もあることから、その品質に疑いの目が向けられている。 ■市場に蔓延するお買い得品の数々 ベトナム燕の巣初期加工センター(ホーチミン市Can...