ベトナム水産品輸出加工協会(VASEP)の報告では、今年3月の水産品輸出総額は9億2,000万ドルに達したことで、第1四半期の同部門輸出総額は24億ドルを達成し、前年同期比で40%増加している。 エビとパンガシウスは、ベトナム水産品輸出部門における主力製品となっており、今年第1四半期の総輸出額の64%を同2品目が占めている。 パンガシウスの第1四半期の輸出額は6億4,600万ド...
ベトナム農業の記事一覧
2022年から2025年までの基準を満たした農林産品の原料生産地域の試験的開発プロジェクトと農業奨励プロジェクトの枠組みの中で、農村開発・協力経済局(農業農村開発省)は農業部門の再構築と全国の原料生産地域の開発を目的として、14の組織、企業、銀行と協力することに合意した。 同プロジェクトは14の省で進められ、高い基準を満たした原料生産地域を5か所建設する。総面積は16万6,000h...
De Heus社は、4月1日から子豚飼育飼料と配合飼料の価格を1kgあたり400ドン(2円)、糠製品を1kgあたり300ドン(1.5円)それぞれ値上げすると発表した。水産飼料については価格据え置きとなっている。 Japfa Viet Namも4月1日から各種飼料を1kgあたり400ドン(2円)値上げすると発表している。C.P Viet Namは、取り扱っている飼料の大部分を4月4日...
ホーチミン市木材加工・美術工芸品協会(HAWA)のNguyen Chanh Phuong副会長は、3月29日、Vietnam Furniture Matching Week 2022 (VFMW 2022)に関する会議の席で、成長を続けるベトナム木材部門ではあるが、現在も依然として新型コロナの影響を強く受けており、輸送、生産コストの面で厳しい状況に置かれていると述べた。 2022年...
水産総局はベトナム水産品加工輸出協会(VASEP)に、日本市場への水産品輸出における漁獲証明書提出に関する公文書を発行した。 在ベトナム日本大使館からの報告によると、日本の当局は、ツツイカ・コウイカ、サンマ、サバ、イワシの4品目の輸入に対して、漁獲証明書の提出を義務付けることがわかった。同規定は2022年12月1日から施行される。 ベトナム水産部門にとって、日本は2番目に大きい...
農業農村開発省植物防疫局はこのほど、商品ラベル偽装、品質が保証されていない輸入肥料、農薬の販売などに関して、92の企業、個人事業主に行政処分を下したと発表した。このうちの53社は、低品質な肥料の輸入、生産を実施していた。 2021年、新型コロナによって肥料の輸入が困難になり、国内の肥料価格は高騰していた。さらに、2022年2月末から現在に至るまで、ロシアのウクライナ侵攻によって、世...
農業農村開発省Phung Duc Tien副大臣は3月28日、日本のミツイグループの代表と面会し、ベトナム産フグの養殖と輸出について話し合った。 ミツイ水産は、ベトナムにはフグの生育に適した自然条件を有する海が多いことから、ベトナムにおけるフグの養殖の発展を望んでいると表明した。日本市場では、年間1万5,000~2万トンのフグ需要があり、主に薬品関連事業に使われている。 日本で...
生育良好、疫病フリー、生産性向上と焼藁の抑制が、エムニヴ(Emuniv)プロバイオティクスの二重効果だ。 ■ 有機肥料の原料になる稲わら処理 通常、メコンデルタの田んぼは収穫後、わらで覆われる。人々はその一部を集めてワラタケを育て、残りは燃やして灰にしてしまう。これは無駄であるだけでなく、環境や次の作物の生産効率に悪影響を及ぼすと考えられている。稲わらを畑で燃やすと、有益な微生物...
ハウザン省の農家は、「菜園から食卓までクリーンに」という閉鎖型手法を目指し、野菜生産に有機技術を適用している。 3月の午後、ハウザン省Vi Thuy区Vinh Tuong 村にあるTran Van Sau氏一家の有機野菜畑を訪問すると、緑豊かな庭に眩しさを感じずにはいられなかった。 2010年以降、Tran Van Sau氏のような農家は、市場や消費者の食品選びが厳しくなったた...
フーイェン省は、他の経済産業と調和した海洋養殖の効果的かつ持続可能な開発のために、緊急かつ長期的な解決策を実施している。 ■ 数々の障害と限界 フーイェン省は189キロの海岸線と21,000ヘクタール以上の潟湖、湾、干潟、河口などの水面を持ち、漁業全般、特に養殖の発展に非常に便利である。特に、この省には沿岸から遠く離れた外海に数千ヘクタールの海域があり、産業的な養殖の発展に大きな...