税関総局のデータによると、今年5月、ベトナムの肉製品輸出は、輸出量が1,780トン、輸出額が670万ドルに達したことがわかった。カエルのもも肉（冷凍）、豚肉（冷蔵及び冷凍）、仔豚一頭（冷凍）などが主力製品となっている。カエルのもも肉の輸出量は518トン、輸出額は157万ドルに達し全体のトップに立っており、前年同期比で189.4％、54.1％それぞれ増加した。同製品の主要輸出市場は、フラ...

　農業農村開発省は、今年上半期の米輸出量が352万トン、輸出額が17億2,000万ドルに達し、前年同期比でそれぞれ16.2％、4.6％増加したと発表した。 　ベトナムの米輸出最大の取引国は依然としてフィリピンで、今年年初5か月の全体の輸出量のうち、同市場が43.6％を輸入している。年初5か月のフィリピン市場への米輸出量は127万トン、輸出額は5億8,900万ドルに達し、前年同期比で34...

　輸入出局は、米国海洋漁業局（NMFS）がベトナムに提供したデータから、ベトナムは米国へのエビ輸出国の中で、インド、インドネシア、エクアドルに次ぐ4番手に位置しており、輸出量は2万2,500トン、輸出額は2億5,500万ドルに達し、前年同期比で24.5％、42％それぞれ増加した。米国市場におけるベトナム産エビの市場シェアは、昨年年初4か月の7％から7.5％に上昇した。 　ベトナム産エビ...

　在オーストラリアベトナム商務部は、数々のプロモーション活動を通して、高品質なベトナム産ライチが、オーストラリアの厳しい基準を全てクリアし、オーストラリアに輸入されたと発表した。 　メルボルン市では現在、ベトナムから輸入されたライチが1kgあたり32～35オーストラリアドル（約2,500～3,000円）で販売されている。ベトナム産ライチの宣伝を目的に、ベトナム商務部は数々のプロモーショ...

　農業農村開発省国際協力局はカントー市で7月1日、メコンデルタ地方各地の農業農村開発局及び農水産品輸出企業から「2030年までのEU市場への農水産品の輸出促進」草案に関する意見を聴取するための会合を開いた。 　農業計画設計研究所によると、メコンデルタ及び東南部の冷蔵倉庫の現状は、ニーズの30％にしか応えられておらず、メコンデルタには小規模冷蔵倉庫が6か所しかなく、保管技術やスマート冷蔵...

　Tan Longグループ（ベトナム）は東京で6月30日、きらぼし銀行と協力して、同社ブランド「A An」の精白米輸入販売開始イベントを開催した。今回輸入された100トンは、特に香りが強い品種「ST25」で、日本国内のスーパーに並び、消費者の元に届けられる。 　ST25が日本の市場に参入したのは今回が初めてのことになる。在日本ベトナム大使館のVu Hong Nam大使は、今回の輸入を実...

　国際肥料工業協会（IFA）によると、新型コロナによって停滞していた農業生産が回復したことで、世界の肥料需要が1.2～1.9％上昇していることがわかった。さらに、ロシアのウクライナ侵攻によって引き起こされている食料品不足によって、多くの国が輸入から自給自足へと舵を切るために、耕作面積を拡大させている。 　ベトナム肥料協会のPhung Ha会長は、ベトナム国内の肥料需要は、有機、無機肥料...

　農業農村開発省は6月28日、スイス初のベトナム名誉領事であるPhilipp Rosler博士、スイス及びドイツの企業、投資ファンド、起業ファンドなど22に上る組織の代表たちと面会し、ベトナムの稲作、水産部門における協力、最新技術・設備投資などに関して意見を交換した。 　同省Le Quoc Doanh副大臣は、ベトナムは現在、農業部門に投資する国際企業に対する数々の優遇政策を施行し、気...

　Ba Ria-Vung Tau省人民委員会は、2022年から2025年の新農村づくり国家目標プログラム実現に関する決定第1735/QD-UBND号を施行した。投資総額は13兆5,000億ドン（675億円）で、同省から約2兆9,680億ドン（148億4,000万円）を拠出し、残りはその他機関、組織から拠出される。 　同プログラムでは2025年までに、省内全47村の新農村基準達成を目指し...

　2022年5月初旬から現在までに、Ninh Binh省でアフリカ豚熱の感染が再拡大している。同省畜産獣医支局の統計によると、年初5か月、350村（1,464世帯）でアフリカ豚熱が発生し、感染によって死亡、または処分された豚の頭数は9,037頭に上る。 　また、養豚場を営む農家だけでなく、鶏やアヒルなどの飼育農家も鳥インフルエンザ（A/H5N1型）の発生によって同様の状況に追い込まれる...