ベトナム水産品加工輸出協会(VASEP)は、今年1月のマグロ輸出額が約8,800万ドルとなり、前年同期比で108%増加したと発表した。 冷凍マグロ(赤身、フィレ肉)がベトナムのマグロ輸出額の66%を占める主力製品となっている。このうち、冷凍マグロとその他加工品(主に冷凍ロイン)の輸出が急上昇しており、それぞれ前年同期比で172%、278%増となった。 ベトナムマグロ輸出先8市場...
ベトナム農業の記事一覧
日本のEREXグループは2月21日、T&Tグループとベトナムバイオマスエネルギー分野における協力覚書に署名した。 両社は、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で首相が表明した温室効果ガスの排出量実質ゼロを実現するために、バイオマス発電への投資研究、バイオマス燃料を使用した火力発電への移行を進め、温室効果ガス排出量削減に貢献することで協力を進めていく。 ...
Loc Troiグループは2月21日、ベトナムの農地で使用される化学物質100万リットルの削減を目標とした、2022年の農業物資供給および5兆ドン(約250億円)の融資契約締結式を開いた。 米Corteva Agriscience、独Bayer CropScience、星Map Pacific、インドDeVi Cropscience、インドUPLといった外国の農薬メーカー等と連携し...
山田滝雄在ベトナム日本国特命全権大使は、日本政府が政策、技術面から財政面に及ぶ全面的な協力を通じ、ベトナムの脱炭素化実現を図る意向を伝えた。 Bac Ninh省における廃棄物の燃料化工場の建設プロジェクトはその典型的な例だ。 具体的には、日本の先進技術を備えた設備の購入支援を通じ、ベトナムの脱炭素経済実現に貢献する。現在、承認済・申請中のプロジェクトは40件あり、日本政府は同様...
Canh Cong Vang社とWestern Farm社は2月19日、Dong Thap省で、EU市場向け初となるマンゴー(カッチュー種)輸出を実施した。今回輸出されたマンゴーは3トン(イエローマンゴー1.5トン、グリーンマンゴー1.5トン)、輸出額は1kgあたり11~13ユーロだった。EU市場のスーパーでは、1kgあたり18ユーロで販売される予定。 次回は8トン輸出される予定で...
ガソリン価格が高騰し、物流業者に大きな影響が出ており、各物流企業はサービス料金の引き上げを余儀なくされている。それに伴い、生産企業も厳しい状況に置かれている。 ■物流サービス料の高騰 VIJAI Logistics VietnamのLe Dang Tam社長は、ガソリン価格の高騰が物流サービス料金を引き上げていることについて、物流企業の活動の中で、燃料費が輸送費の35~40%を占...
ベトナムのエビは、同国の主要輸出品の1つで、ベトナム水産品輸出額の中で大きな割合を占めている。 米国、ヨーロッパ、日本、韓国などの巨大市場におけるベトナムエビのシェアは徐々に拡大してきている。しかし、好調なベトナムエビ輸出にも、年々厳しい市場競争にさらされるようになっている。 ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)の報告によると、この先数年、エビ輸出部門にはさらなる成長を遂げる...
THグループは2月18日、Thai Binh省Quynh Phu県で、Thai Binhクリーン食品加工工場の起工式を開催した。 投資総額は6,200億ドン(31億円)で、ヨーロッパ、米国、日本の最新技術を取り入れた生産ラインを有するベトナム初のハイテク工場になり、新鮮な原料を使ったチリソース、ケチャップ、インスタント粥、インスタントライスなどを生産する。 THグループはまた、T...
Lang Son省Dong Dang国境経済区管理委員会のLe Van Thang委員長によると、中国広西チワン族自治区憑祥市はベトナムに対し、同市に入荷される乾物製品について、新型コロナウイルスの侵入を防ぐため、包装の外側からさらにナイロンフィルムで保護しなければならないと、各企業およびトレーダーへ勧告するよう求めた。 Thang委員長によると、中国側は除菌液を噴霧し食品の衛生状...
ベトナム企業のインド向け調味料、香辛料輸出促進支援を目的に、貿易促進局輸出支援センターは、在ベトナムインド大使館及びインド調味料委員会と協力して、ベトナム・インド調味料、香辛料製品オンライン商談会議を開催した。 この会議は、2月15日から23日まで(毎日15時から17時まで)の日程で開催され、ベトナムとインドの企業40社が出席する。会議では、両国の代表機関が市場状況、貿易の有益性、...